「年明けて~今年こそはと思いつつ~結局いつもの~」とならないために
多分に自戒の念を込めて書いております。
基本的に、私は意志力が弱い人間でして「がんばろう」と思っても3日経てば気持ちが揺らいでしまいます。
自分の意志力を信じて、何度痛い目にあったか分からないわけで、もう意志力を信じるのはやめにしました。
一方で、「こうなりたい」と思う自分像もあるもので、それに向かうためには、「やっぱり、継続は力なりだよね」と思う自分もいたりします。
ではどうしようか、ということですが、近年は「よっぽどな具体的な目標が無い限り、継続できなさそうなことはしない」という作戦で応戦しています。
もう開き直って、最初から続かなさそうなことはやらないのです。
別に努力をしたくない、と言うわけではないのです。ただ、「努力をするために努力することはしたくない」ということです。
結構、この作戦によって続けられるようになったことは多く、例えば英語は寝る前のTEDを、運動は週末のランニングを、決まったタイミングで決まったように繰り返すことである程度続けられるようになりました。
このnoteも、翌朝の投稿を目指して、なるべく前の晩に書いて、朝一で少し見直して投稿する、というサイクルで続けられています。
このように、なるべく頭を使わないで続けられるように考えること、というのは、何事においてもとても大切なことだと思います。
『設計』と『作業』を分けるのです。
『設計』の段階ではなるべく頭を使って、『作業』ができるだけ楽になるようにしっかりと考えてあげます。
『作業』の段階ではなるべく頭を使わずに、ただ無心でそれを実行することだけを考えてあげます。
このようにすると、そのうち『作業』が『習慣』になってきまして、それをやっていないとなんだか気持ち悪い、という状況を作り出せます。
ここまで来れば、だいぶ物事も続くようになってくるのではないでしょうか。
また、習慣化のポイントは、一定のゆとりを持ってあげることです。ゆとりのないギチギチの習慣はやはり長続きしません。
これらの考え方をとても上手く言い表しているなと思った言葉が、建設業界における、「段取り八分」と「親方バッファー」です。
「段取り八分」は事前の段取りがきちんと終われば仕事の八割は終わったも同然という意味でして、「親方バッファー」は作業工程において親方しか知らないバッファーを必ず取っておけという考え方です。
どちらも、プロジェクト管理の真髄のような言葉ですが、習慣化マネジメントにおいてもとても良く機能する言葉だと思います。
ぜひ、「段取り八分」と「親方バッファー」の精神で、なるべく楽に、なりたい自分を実現していきましょう。
ではでは。
<このnoteを書いたしょこらはこんな人です>
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