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時には向き合うのではなく横に並んで
向き合うだけが向き合い方ではない。
子供の成長は早いわけで、いつの間にか知らない言葉を覚えており、知らない経験をしているものです。
それは、親が全てだった時を超えて、子供ならではの世界を作り上げているということでもあり、歓迎するべきことであります。
とは言え、そうなってくると、段々とコミュニケーションも難しくなってくる。これまでとは接し方を変える必要も出てきます。
人との関係の基本は会話量
人と向き合うことはとても大切なことです。向き合わないと伝わらないこと、想い、考えは沢山ある。向き合って初めて伝わるのです。
人との関係性は、基本は会話の量に比例すると思っています。どんな内容を話すとしても、まずは会話の絶対量を確保しないと。
職場などで上手くコミュニケーションが取れないと思っている相手とは、多くの場合で、会話の絶対量の不足が原因だと思っています。
やはり、人と人がコミュニケーションを取るに当当たっては、基礎的な理解が不可欠なのです。それを培ってくれるのが絶対量。
イメージとしてはパレート図です。関係が浅い時ほど会話の量が大切。一定量までいくと安定してくるので、それを目指すことが必要なのです。
向き合わないことで向き合える
このように大切な会話の量ですが、人は成長するにつれ、段々と自分の世界に入っていってしまうものです。
相手にも意思があり、ありきたりな会話ではやっぱり相手もつまらないのです。これは子供であったとしてもそういうもの。
なので、楽しく話せる機会は大切だなと思います。そしてそれは、無理に作るものでもない。何気ない日常の中にチャンスは潜んでいる。
向き合って話すことは大切なことだと思います。一方で、向き合って話すだけでは疲れてしまうこともある。
そんな時には、向き合わずに、同じ方向見ながらしゃべることも大切なのではないでしょうか。バーのカウンターで、ポツリと悩みを話せるように。
同じ方向を見るために必要なこと
そんな同じ方向を見るために役に立つのが共通言語です。共有できる話題を持っていること。それは、同じ方向を向いたまま話をするのに最適です。
そして、前にも書いたように、子供と話をするには、遊びという共通言語は最高の機会を作ってくれます。
一緒の遊びをやりながら、ふと近況を聞く。すると、向き合った時には話してくれなかったことを、ポツリと漏らしてくれたりもするのです。
同じ方向を向いて、なんとなく話すということ。するといつもより話しやすくなる。それは、大人も子供も変わらないのです。
時には、子供の興味に合わせて、同じ方向を向いては如何でしょうか。一緒に楽しめるものだと、より楽しく会話ができること請け合いです。
時には向き合うのではなく横に並んで
最近の親は子供に配慮し過ぎであるとも言われます。確かにその通り。自分の親に比べると、気を使っているなあと思うこともあります。
とはいえ、時に向き合って、時に同じ方向を見て、親子という特別な関係だけではなく、一人の人間として見ていくことも必要ではないでしょうか。
向き合うだけが、向き合い方ではない。時には向き合うのではなく、横に並んで語り合うのも良いのではないかと思います。
基礎となるのは、会話の量なのです。会話の量が足りていないと、 どんなに深く語り合ったとしても、お互い理解しあえない。
そんな会話を促すきっかけを作ることは大切なのだと感じます。釣り糸を垂らして、周の西伯を待っていた太公望のように。
そんな横に並べる共通言語、探してみては如何でしょうか。
ちなみに、分かる人には分かるウルトラ・ラッキー。技術力を結集して叩き出した、週末の釣果で御座います笑
ではでは。
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我が家の子育て基本方針書です笑。大人になった子どもがこの本を読んで、カンペがバレてしまうのを恐れるぐらいに、忠実に守っています。まぁ難しいことを考えずとも、子どもも一人の人であることを忘れずに接するのが一番だと思います。やはり、人と人の関係は難しいのです。
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