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本番をくぐり抜けた数こそが、実力だ
しれっとしてたのですが、バレちゃいました。
昨日のnoteの扉絵、鏡を使うなんて中々自分の絵も上達したのかなと思っていたのですが、思わぬ落とし穴が。
左右の鏡に映っている、顔の向きが逆ですね。もちろん、狙ってやった…ワケがなく、単純なミスでございます。直してしまいました。
実はnoteにアップして、Twitterに投稿するという一連の作業が終わった後に、早速気付きました。いつもの話ですが、本番はやはり違うものです。
本番にならないと気が付かない
残念なことなのですが、本番にならないと気がつかないことはあるものです。やはり本番は、演習とはひと味もふた味も違うのです。
温めたnote、渾身のTweet、大切なメール、会議資料の印刷、本番環境へのシステム移行。様々な『本番』が世の中には溢れています。
本番になるとなぜか気が付く。それまで完璧だと思っていたものも、本番になった瞬間に、まだこんなミスがあったのかと気づくこと、ありますよね。
私は自分のnoteを3回見直します。夜に書き終わった後、朝に投稿する前、そして、投稿し終わった後です。
後の工程になればなるほど、間違いや、もっと良い表現が見つかるのです。何故もっと早く見つかってくれないのかと思うぐらい、見つかります。
本番は最高のテスト環境でもある
これは何回か書いていますが、作り手の目線として見ることと、受け手の目線としてみることは違うということに起因しているのだと感じています。
作り手目線では、作ったものに対する『情』が入っていて、冷静に見ることができないのです。一方で、受け手にはそんな『情』なんてありません。
作ってから時間が経つごとに、冷静に対象を見られるようになるのでしょう。時間が客観性に与える影響は、想像以上に大きいのです。
それに加えて、やはり本番は特別な環境なのです。演習ではミスは見つかった方が良いのですが、本番はミスが見つかって欲しくない。
しかし人生なぜか、見つかって欲しいものは見つからず、見つかって欲しくないものは見つかるものです。結局、本番に勝るテスト環境はありません。
本番をくぐり抜けた回数こそが、実力だ
「本番からの学びは演習を超える」は全てに言えることだと思います。本番を経験しない演習は、所詮演習に過ぎないということです。
少し前に、演習環境でどんなに上手く的を射ることができても、それは本番で直接通用することではないという例を書きました。
やはり、本番をどれだけ経験できているかなのです。演習でどんなに最高の結果を出していたとしても、本番ではその通りにはいかないのです。
そのため、本番で上手く行きたければ、本番を数多く経験するしかないということです。一度や二度の本番経験で、結果は安定なんてしないもの。
本番をくぐり抜けた数。それこそが実力です。結果が明確に出る環境をどれだけ経験できたか。結果自体ではなく、その経験こそが大切なのです。
長期的に打席に立ち続ける
私たちにできることはシンプルです。出来得る限りの準備をしつつ、本番を数多く経験し続けること。それしかできないのです。
「平均への回帰」という言葉があります。 短期的には結果はブレるものの、長期的には結果は平均的なものになっていくという意味です。
短期的にブレた結果が、長期的には平均へと収束していくことから「回帰」という言葉が使われています。長期的な結果こそが大切なのです。
In the future, everyone will be
world-famous for 15 minutes.
「将来的には、誰でも15分なら世界的に有名になれる」という、キャンベルスープ缶の作品等で有名な、アンディ・ウォーホルさんの言葉です。
その言葉の通り、今や誰しもが、15分なら世界的に有名になれる時代です。逆に言えば、継続して有名になるのは、より難しい時代でもあります。
決して快適なことではないのですが、継続して結果を出すためには、勝負を続けるしかないということです。本番を経験する。それしかない。
胸に秘めた想い。温めているアイディア。まだ本番環境に上がっていないそれらを雨風にさらして、自分と共に鍛え上げていく。
そんな、結果が出る勝負を経験した数こそが大切なのでしょう。
打席に立ち続けましょう。勝負するかしないか。それだけが、私たちが選択できることなのですから。
ではでは。
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タリーズが出来るまでの話です。成功するか失敗するか分からないまま、それまでの蓄積を捨て去り、情熱の全てを「勝負」に賭ける話は、やはり心動くものがあります。一号店候補地の人通りを、他の喫茶店から一日中眺めて確かめたエピソードは、成功までにしなければならないことの厳しさを伝えるものでもあります。ちなみに、スタバよりタリーズ派です。
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