赤ちゃんのいる体で生きる
PCに向かって仕事をしている時。
おいしいものを友達と食べている時。
ひとりで本を読んでいる時。
好きな音楽をかけて車を運転している時。
布団の上で寝転がっている時。
そんな何気ない日常生活の1シーンで赤ちゃんは突然、存在感を現す。
もこん、めこん、とお腹の皮膚を内側から押される感覚。
これが胎動なのか。
そう分かるようになって一か月が経とうとしている。
これまでの生活が一変していくことを、赤ちゃんの足踏みが私に教えてくれる。
これからの生活を、私を、夫を、新しい色で塗り替