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宛先のないメッセージ

 悩みは生きている人の特権だと聞いたことがある。コロナ禍、就職難、上がる税金、老いる自分。生きている限り、悩みは尽きない。

 私はメールの下書きに自分の悩みを書くことがある。

 私は暗い人間だ。下書きに本音を書くなんてなんてじめじめとした性格なのだろう。でも、そのカッコ悪さや暗さはもう変えられない。

 あえて、宛名のないメッセージとしてメールボックスに溜まっている下書きを晒していくことにする。

とりあえず一人暮らしサイコーという気持ちを書きたかったようだ。

この下書きはなんか恥ずかしい。でもこれが私なんだろうなと。

仕事ですごいストレスが溜まっていたころ。やっぱりプライドが高い。

宛名のメッセージはきっとまた書いてしまうのだろうと思う。

こんなカッコ悪い人間もいるのだと思って欲しい。

読んでくれてありがとう。

1億円欲しいです。