エルモのここだけ話:新規獲得をブランディングに頼っていいのは〇〇だけ。

こんばんは、エルモです。

今日は、ブランディングの残酷な話をしていきたいと思います。

マーケター森岡毅さんは「市場構造を決定づけているDNAは、消費者のプリファレンスである。マーケターが唯一注力できることは、消費者のプリファレンスを上げることである」と自著や講演会で語られています。※プリファレンスとは消費者の相対的な好意度、簡単にいえば好みのことです。

この話を100%真に受けると、「よし!ウチもブランディングを頑張って、消費者からの好意度を上げていこう!」という安易な結論に至ってしまいそうです。(これ自体は間違いではないのですが、だいたい息切れして利益創出の前に朽ち果てます….)

私の超個人的な見立てなのですが、ブランディングに取り組んでハイパフォーマンスを出せるブランドは本当にごく一部。そして、そのブランドは、ある理屈でほぼ論理的に決まってくると思っています。

今日は、どんなブランドならブランディングメインで取り組んでいいのか、いくつかの上場企業の事例をもとに考えていきたいと思います。(上場企業によっては、ブランディングを無視してビジネスをやっているところも、実際あったりするんですよ!)

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