見出し画像

何か書きたくなった夜

最近、友人が「これ観て人生が変わった」と大真面目におすすめしてきた映画、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』を観てみた。

映画の紹介やネタバレなどは一切しません。

皆さんが自分の残りの人生について、残された時間について、考えるきっかけになればいいなと思います。

特殊な能力を持ち合わせていない限り、自分があと残りどれくらい生きられるかを知ることはできません。ましてや寿命なんて、“今”ちょっと運動をすれば変わるかもしれないし、“今”コンビニに行こうとすれば車にはねられてしまうかもしれません。


「いつ死んでもいいように生きてる」

私はちょっと前まで、周囲の人たちにこんなことを言っていました。

ですが最近の私は、絶対に“今”は死にたくありません。

もっとたくさん生きたいです。

なんでこんな変化が起きたのかを自分なりに考えてみました。

「いつ死んでもいいように生きてる」と言っていたころの私には、何一つ不自由がありませんでした。会いたい人にいつでも会えて、自由な環境で、お金にも困りませんでした。

振り返ると、本当に素敵な思い出ばかりで、愛おしい時間を過ごしていました。エモかった、、。

ですが今の私は違います。訳あって海外で独り暮らし、友達と呼べる人も居らず、日本には帰りたくても帰れません。

こんな状況で死んでたまるかと思っています。ハングリー精神と言ってもいいでしょう。

やりたいこと、会いたい人、行きたいとこ、食べたいものがたくさんあります。

私に残された時間を考えると、今この時間は、ただただ時間を浪費しているに過ぎません。

私の今この時間が豊かになるような、愛おしいと思えるような何かを、見つけなければ。

私はこれの為に生きている、と胸を張って言えるもの、皆さんにはありますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?