今年出した曲の総まとめ
しょこらです。
2023年もそろそろ終わるので、今年出したボカロ曲をまとめていこうと思います。制作秘話的なかんじになります。ちょっとかっこいい言葉を借りると「セルフライナーノーツ」というアレです。
(※ 今年、ボカロPになりました。)
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ever after
1作目。2023年8月4日投稿。
ボカコレ2023年夏ルーキー部門参加曲です。
にこにこ
ゆーちゅーぶ
私のボカロデビュー曲です。デビュー作ということで少し気持ちが入って長くなります。
夏のボカコレ開催のお知らせを知り、このタイミングでのデビューを思いついて、ルーキー部門投稿日に間に合うように制作を進めていました。
オリジナル曲を発表するという行為そのものが初めてで、PCとDAWも触ることはほぼ初めてで、cubaseというDAWを使用しているのですがその操作も覚えていくという段階で、右も左もわからないままでしたがなんとか完成して発表したい一心で完成させた曲になります。
はじめてのボカロオリジナル曲でボーカルをGUMIにした理由は、声がすごく可愛くて澄んでいたからです。
元々ボカロ曲を聴いていたのですが、GUMIは特に好きな声で、「GUMIオリジナル曲」というタグを覗いては巡回することが一番多い子だったんじゃないかと振り返ると思います。
そんなGUMIがボーカルになってくれたからこそ、夏のボカコレまでに曲を完成させて世に放ちたいという思いが強かったのかもしれません。
この曲は随分前からイントロのリフが思いついていて、ある日パッとサビのメロディーを思いついて、そこから肉付けしていく形で生まれました。
歌詞はサビの頭にever afterという単語が浮かんでからそこから話を膨らませていって現在の歌詞になりました。
メロディーラインのベタ打ち状態で実際にGUMIさんが「あ〜」とか「ら〜」とか歌ってくれるところをきいて、めちゃくちゃ感動して泣きました。あのGUMIの声がいま目の前にいるのかと。推しを前にして泣き崩れるオタクの気持ちが痛いほどわかります。
真夏をしている
2作目。2023年9月6日投稿。
にこにこ
ゆーちゅーぶ
夏の曲です。「夏の江ノ島」をテーマに制作しました。
去年の夏にも江ノ島に遊びに行ったことがあって、その時の夏の雰囲気を歌にしたいと思い制作した曲になります。
記憶を頼りに歌詞を書くのは限界があったので、今年の夏に改めて江ノ島へ遊びに行き、その鮮度が高いうちに歌詞を書き上げました。
曲自体はできていたのであとは歌詞を書くだけでした。
江ノ島で見たもの、感じたこと、味わったもの、五感の全てをフル稼働させて歌詞を書きました。私は正直この手の詩を書くのが好きなので生活感を感じるような、五感を使ったような歌詞はまた書きたいです。
ちなみにですが、動画で使った写真は私が実際に江ノ島で撮った写真になります。私は音楽の他にもカメラが趣味なので時々観光地に出向いては撮影し、住宅街や路地裏なども撮影し…などいろんな場所で写真撮影を楽しんでいます。
私のアイコンを描いてくださったイグアナ大佐さんというイラストレーターの方がいらっしゃるのですが、イグアナさんやイグアナさんの弟さんが聴いて下さったそうです。夏の温度を感じて江ノ島に行きたくなったと感想をいただけてすごく嬉しかった事を覚えています。ありがとうございました。
sleeping days,dreaming night
3作目。2023年10月21日投稿。
小室進行祭2023年秋参加曲です。
にこにこ
ゆーちゅーぶ
これは前作「真夏をしている」の制作中に、Aメロのメロディーラインと「アンドゥトロワの願い事 いつか消えてしまう前に」という歌詞が同時に思い浮かんだのを機に書き上げた曲です。
そこで歌詞(曲の世界観)をどう展開させていくかと考えている時に、GUMIちゃんと歌愛ユキちゃんが一緒に歌うことが思い浮かびました。この曲ではGUMIだけではなくユキの声もいるので、ユキの声を活かしたいのでそこを軸に制作をしようと決めました。ユキの声の印象から「ふわふわした夢の中にいる」「星の旅をしている」というテーマに行きつきました。
鉄琴など高音が綺麗なフレーズやリバーブをめちゃくちゃかけて夢の中感をこれでもかというほど出しました。
個人的にこういった路線の曲は結構好きなので作っていて楽しかったです。またやりたい。
ちなみに白晝堂々さんからこの曲について「ドリームポップのような世界観で良い」と感想をいただいたことがきっかけでドリームポップという音楽ジャンルを知ってそのままハマりました。好き要素しかなかった。
ボカコレ夏で知り合ったキンカセンPさんが秋に小室進行を使った楽曲の投稿祭をするから興味あったらどうですかとお声かけいただいたことから参加しました。誘ってくださってありがとうございました。
ちょうどその時制作していた段階でバリバリゴリゴリ小室進行の曲だったため、投稿するならこの曲しかないだろうと。投稿できてよかった。
タイトルすらも付かない今日を
4作目。2023年11月2日投稿。
無色透名祭参加曲です。
(無色透名祭公式チャンネルより投稿されています。
現在私のアカウント上では投稿されていません。)
ニコニコ動画 無色透名祭アカウント
無色曲はいくつか候補があり制作を進めていたのですが、これじゃない、これじゃないとスランプに陥ってしまい、締切ギリギリでなんとか書き上げた曲です。制作期間は2日。私は投稿できる状態にするまでに1ヶ月ほどかかることが多いのでここまでの短期間制作ははじめてでした。
なので歌詞やら音やらその時の自分のありのままが主張している曲になっているんじゃないかと思います。私は感情を詩にぶつける作詞方法があまり得意ではないので(感情が前面に出てきてしまうため)今後そういう詩を書く機会があるとしたらもう少しうまく落とし込みたいところではあります。
作者非公開型イベントでしたが参加曲の中でもあまり再生数も振るわず、改めて短期間制作での実力不足を感じました。(ありがたいことにこの曲は700回ほど再生されました。少しでも聴いてくださって嬉しいです。)
そもそも自分の曲で再生数が1000を超えたことがないのですが、このことがきっかけでより高みを目指して行こうと今はそう思っています。
たくさん再生される曲を作る(+マイリス率が高いとかフォロワー数が多いとか)ことだけが創作の全てではないとは思います。
たくさん再生されるまでに何年の月日がかかったPさんもいらっしゃると思います。
新進気鋭のPさんも乱立している中で自分が今後どういった作品を発表できるか、届けられるか、それを見直す良い機会になったんじゃないかと思っています。
自分が曲を作る時に、ただ自己満足で曲を作るというだけではきっと誰の目にも留まらないのかもしれないと、なんとなくですがそう感じています。(自分の曲を自分が気にいることはとても大事なことだと思います!勘違いや誤解を防ぐために先に言っておきますね)
正直今の再生数や知名度に満足していないし、GUMIの声の良さもキャラクターの良さも、もっと発信していきたいのでまだまだ頑張ります。
スノウドーム
5作目。2023年12月21日投稿。
にこにこ
ゆーちゅーぶ
歌詞などいろいろ
シンセV版GUMIが出ると聞いてボーカルを彼女にしようと決めました。
元々シンセV版可不を予約して発売のタイミングでこの曲を投稿しようかどうしようかと迷いながら制作を進めていたのですが(結局予約はしてない)、そこにGUMIのニュースが飛び込んでくるものですからこれはGUMIさんだなと思いまして、GUMIさんに決定しました。
毎回ありがとうGUMIちゃん。
シンセV版のGUMIの声もめちゃくちゃ綺麗で、GUMIを好きになって良かったとつくづく思います。
GUMIをきっかけにシンセVに手を出した勢なので、発売日までの仮歌担当者もいなくてボーカルのメロディーラインははピアノ音源という状態のまま歌詞を考えていました。私はいつもGUMIちゃんにMIDIを読み込ませた「ららら〜」という状態から歌詞を考え始めるのでこの段階で歌詞を考えたのははじめてでした。
GUMIちゃんはVOCALOIDでもSynthesizerVでもGUMIちゃんのままだと私は思うので、GUMIの良さをこれからももっと発信できたらな、と思います。
またシンセVのGUMIでも曲を作って行こうと思うし、引き続きボーカロイドのGUMIとも曲を作って行こうと思います。私はあの子の声が大好きなので。
さいごに
ということで今年制作した曲は5曲でした。
思いつくままに、自分の好きを表現できた一年(正確に言えば半年間ですね)だったと思います。自分で曲を作ることの楽しさと自分の好きな声の子が歌ってくれる喜びを噛み締めています。
来年は、新たな一面を見せて行けたらと思います。
来年投稿する曲はまだ未定な面もありますが、きっとこの5曲とはまた少し路線が違うものをお届けできるのではないかと、そうだったら良いとおもっています。もっと沢山の方に届くよう、創作を続けて行こうと思いますので、応援してくださったら本当に本当に嬉しいです!これからもよろしくお願いします。
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