サブスクごっこ
お菓子やパンを大量に焼いて、
子供に送るのをやめられない。
長女は春から就職した。
ちゃんと食べる余裕も気力もなく、
精神的にもボロボロになっている。
日時を指定しての荷物の受け取りとか、
意外と面倒くさい。
そこで、相手の負担なく、
好きなものを作って、送りつける
プロジェクトを立ち上げることにした。
名付けて、
「勝手にサブスク」
荷物を出してから割と早く
相手のポストに届く、ゆうパケットを
使うことにする。
厚み、重さ、大きさの制限に加え、
もちろん冷蔵ではないから、
常温でも大丈夫なように個包装した
薄型の焼き菓子に限定される。
前触れもなく、
ポストに入ってる、
知っている人の文字や、名前を見たら
少しだけ元気にならないだろうか?
なんとなく、今の娘には、
たくさんの大きな荷物ではないような
気がするのだ。
そうやって、自分のしてることを
正当化しながら思いつきアイデアを
実行していく。
サブスクと言っても、かなり適当で、
不定期だから、ただの小包とも言う。
美味しいお菓子と
それに合うお茶や、コーヒー
1回分のブレイクセットとか
送るのも素敵。
私の場合、こういうのは、
送られる側より、送る側の方が
気分がいい!
誰かから、何か届かないかなぁなんて
思ったそこのあなた。
まずは、こっちから
ですぞ。
送る側なら、
今すぐ誰にでもなれる。
引き続き
焼き菓子月間の10月なのである。
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