それでも種を蒔くのを止めない。
家庭菜園をやっていて、
楽しいことと言えば、
種を蒔く
収穫
間違いなく、これです！
私の場合、史上最高に楽しいのは、
種を選んでいる時
平日の園芸店に来るのは、
ほとんど初老の男性。
殿方に混じって、種コーナーを
何往復もウロウロする。
手芸が好きな人の手芸店、
お菓子作りが好きな人の製菓材料店、
本好きな人の書店…
を想像して頂ければ、
私の興奮度合いが分かって頂けるかな。
選びに選んで、
買ってきた種を蒔く時は、
願うような神聖な感覚と、
上手く育って、
食べきれなかったらどうしよう。
という、相反する気持ちが
無理なく一緒にいる。
YouTube先生で、色々調べ
催芽撒きをしてみることに。
てな具合で、スクスク成長中。
適切な発芽温度を確保するため、
なんとリビングの一角に持ち込んでいる。
今年は、イタリアントマト
の種を取り寄せして育てている。
たくさん収穫して
自家製の水煮や、トマトソースや、
いっぱい作りたい。
イタリアンにハマっている息子に自慢したい。
…野望が邪すぎる。
自家製野菜だけで、
"ラタトゥイユを作る"
を例年夏野菜の目標にしている。
種から育てるのはまぁまぁ、難しい。
うまく育たなかったら、
店で苗を買えばいい。
種だって、苗だって、
代わりはいくらでもある。
畑を始めた頃は、上手くいかないと
全て自分の無知のせいにして、
落ち込んだり、やる気をなくした。
他の畑は、
青々と成長し、鈴なりに実っているのに、
どうして出来ないのか…
気候は隣の畑と同じなのに…と。
相変わらず、野菜がどうして欲しいのか
全く読めないので、よく失敗もする。
それでも種を蒔くのを辞めないのは、
半分以上の失敗よりも、
半分以下の成功に
喜びと価値を感じているからなんだと思う。
上手くいかないのに楽しいなんて、
この後、しばらく楽しめそう。
失敗にこそ、学びがある、
苦手なことこそ頑張るべき。
乗り越えた先に何かがある。
それらを、大して実践してこなかった
私が言うのも恐縮ではありますが…
失敗より上手くいったコトを喜べ、
好きなコトをより好きになれ、
乗り越えないで遠回りしろ、
苦手なことを頑張るだけが努力じゃない。
楽しいことを頑張るのも、立派な努力だよ。
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