見出し画像

真っ赤な自転車のブラウニー屋さん

「いしや~きいも~~おいも~~♪」と美味しいお芋を売る車。
まあ最近は騒音問題とかで大分減ってしまいましたが、私は結構好きです。

頭の中にあの黄金に輝くホクホクの芋ととろけるような甘みを思い浮かべて、お腹を鳴らせる。

我慢できなくて買いに行って、お芋屋さんと少し雑談をしながら「はい、大きいの入れておいたからねぇ~」なんて言われたり、ね。

じゃあ、これは?
チャリン、チャリン、と音が聞こえ振り向くと、真っ赤な自転車。
「美味しいブラウニーを売りに来ましたよ♪」

す、素敵すぎる…!!!

夢物語ではありません。
本当にあったそうな。

その名もK’s & Brownie。
2015年に路上販売を始め、2018年に実店舗ができました。
「3年で形にする」と決めていて本当に実現させたのだから、それも凄いなと尊敬します。

自転車での路上販売も素敵だけれど、出来立てでの販売、というのも凄く魅力的ですからね。

3年間の路上販売が「真っ赤な自転車のブラウニー屋さん」と広く分かりやすく知ってもらうことに繋がっています。

実際私も、そんなお店だという情報を知って向かったので、
お店の前に置いてある真っ赤な自転車を見つけると、とてもワクワクしました。

私が購入したのはクリームチーズ。

画像2

温かみのある木の枠のショーケースに6種類程のブラウニーが並んでいて、どれを買うか非常に悩みました。

決め手はその見た目の美しさ。
チョコとチーズの色の対比ってちょっと不思議。

黒⇔白と極端に考えると真逆。
茶⇔黄と考えると、同色系。

チーズが目立って輝いて見えるのに、でも不思議と一体感があって温かい感じがします。

画像3

まさに「むっちり」という食感。
クリームチーズとの相性の良さは、この食感にもありそう。
わりと似た傾向の食感なので、歯ざわりに違和感が無くてとても心地良い。

ブラウニーのパサパサした感じが苦手…という人にこそ、これは是非体験してもらいたいです。
しっとりの新境地が味わえるはず!

表面のこんがり具合、サクッとした食感にも心ときめきます。

ブラウニーって通常はココアを使用しますが、こちらはココアは一切使用せず、チョコレートベースで作られているのが特徴。

だからどう違うの?って聞かれるとお菓子作りド素人なのでよく分からないんですが…(しっとりする、って言う人が多いような)

チョコ好きとしては、なんとなく、そんな説明を聞くともう買いに行かずにはいられません。チョコ好きホイホイです。

「チョコレートチャンク」「シナモン」「ラズベリー」等々、
なるほど合わせるものによって、味わいがかなり変わりそう。

吉祥寺に行った時に立ち寄りたい素敵なお店が増えました。


この記事が参加している募集

コンテンツ会議

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?