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ひとつのお菓子がたくさんの美味しい時間をくれた(OVEN.Y. バブカ)

モヤモヤしていることがある。noteに関して。

そう、下書きに取り残された、情報の鮮度を失った言葉たちを想って。


例えば、とあるお店が新オープンを果たした。
心躍らせてお店に向かう。
自慢のスイーツを購入して、じっくりと味わう。
後でnoteに書き記そう、なんて妄想だけ膨らませて。

そこまでは、いい。

しかし、その先が続かない。
忙しい、とか言い訳をしながら、あっという間に日は過ぎる。

今更、「新オープンした、あのお店に行ってきたぞ☆」とか出せないくらいに。

そんなお店への想いを綴りかけた言葉のカケラに、再び陽の光当てても良いような機会が巡ってきた。

OVEN.Y.(オーブンニューヨーク)

2020年12月2日に新宿伊勢丹にオープンした、デリーモの江口シェフが手掛けるN.Y.焼菓子専門店だ。

初日にウキウキと行ってきたにも関わらず、書きかけた記事はタイミングを逃してお蔵入りしてしまった。

2021年1月11日。
オープンから1ヶ月と少しを経て、Twitterを新たに開設してくれた。

これは新たなスタートのひとつじゃないか。
「新しくtwitterを始めたお店、美味しいからおすすめ!」みたいな記事を出してもいいんじゃないか?

そんなわけで、本日はOVEN.Y.が素敵なお店だよ、というお話。

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と、その前に、デリーモについてほんの少しだけ。

デリーモは私の大好きなお店のひとつ。

美味しい焼き菓子がたくさんあって、自粛期間には「おうちデリーモ」と称して素敵な詰め合わせを用意してくれた。

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緊急事態宣言発令に応じてまた自粛が余儀なくされた今、また準備を進めてくれているそう!

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可愛い。

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チョコレートのかかったマドレーヌも最高。

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チョコレートも美し過ぎる。
そして、美味しい。

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なんといってもパフェが凄い。
これは日比谷店。
広々として居心地が良い。ついのんびりしちゃう

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カウンター席で楽しめる目白店も楽しくて大好きだ。


ま、待った・・・!
このままではデリーモ自慢で終わってしまう。

本日の主役は、そんな素敵なデリーモの新業態、OVEN.Y.が主役だ。

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お店に着くと、沢山のケーキや焼菓子が並ぶ。
”ニューヨークの”ということで、見慣れないお菓子もあったりして、ワクワクが止まらない。
華やかにインスタ映えするようなスイーツ畑である伊勢丹新宿の中で、OVEN.Y.のお菓子たちは、わりと茶色系でシンプルだ。

それなのに、いや、だからこそ、心踊る。
隠れ家カフェでコーヒーと一緒に楽しむようなイメージのケーキが多い気がする。

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全く関係ないお店だけど、例えばこんな。

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背景に木の机と大き目なプレートが似合うような。

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そんなカフェランチを家でやりたくなるような。

気になるお菓子がたくさんあった。
私自身まだ買っていないので、今後の楽しみだ。

私がオープン初日に、仕事終了1分後に飛び出して買いに行った目的は、看板商品であるアイツ。

アルチザン・バブカ

バブカとは東欧で長く愛されている甘いパンで、ニューヨークのロウワーイーストではチョコレートをたくさん練りこまれたバブカが大人気。オーブン・ニューヨークのレシピは、オリジナルのビーントゥバーチョコレートをバターたっぷりの生地に練りこみ焼き上げ、外はサクッと中はぎゅっと詰まった濃厚なしっとり感。切る度に綺麗なレイヤーが美味しさをより引き立てます。

つまり、
チョコがたっぷり練り込まれた甘いパン(超おいしいチョコを使用)。

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ずっしり。分厚い箱の中で大切に包まれている。

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どどん!

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ででん!
テンションが上がり過ぎて、色んな角度から撮りたくなる。
その間中、チョコの香りに満たされて幸せだ。

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カット!
うわああああぁ!!!
チョコがたっぷりだよ~!!!!

まずはそのままパクリ。
甘い!チョコたっぷり!幸せ!

ベースは、ブリオッシュなどこか香ばしい綺麗な甘さ。
チョコはわりとビターなので、甘いのに重たくはなく、少量でも満足。
いやでも、もう一口食べたいよ~💦
という中毒性もあるので注意が必要だ。

トーストすると、表面はサクッと、全体的にふんわりとした食感になり、チョコはより香り高く深く広がる。

1人暮らしの私はこのBIGなパンを独り占め♪
折角だから色々なアレンジを試してみた。

★バター&メープルでトースト

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★クリームチーズ&ドライフルーツ&メープルでトースト

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★チーズと蜂蜜をサンド

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  とろぉ~り!!!

★フレンチトースト

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最高過ぎる!!!

1本で、もの凄く色々楽しめてしまった!

バブカそのものの味わいに、しっかり主張があって。
「バブカの味」とすぐに脳が覚えた。
1ヶ月以上経った今でも、あの味をくっきり口の中に思い出せる。

だから、バブカらしさを維持しつつ、色んなアレンジで楽しめるのだ。


実は蜂蜜やチーズ、ドライフルーツなどは、このバブカを食べる為に購入した。
「何と合わせるのが美味しいかな~」と想像しながら選び抜いた精鋭たちだ。

OVEN.Y.のオープン前。
公開された情報を見て、ドキドキした。
オープンして、その日のうちに買いに行った。
綺麗に写真を撮って。
「明日の朝食べよう♪」と胸を躍らせて。
食べた。美味しい。
「明日はどんな風に食べようかな」と考えて、買い物に行く。
アレンジして、食べた。美味しい。
皆のレビューも気になる。
調べた。たくさんの人が幸せそうだ。
振り返って、こうやってnoteを書いている。
幸せな気持ちを沢山思い出して、また幸せになる。

1本のバブカで、もの凄くたくさんの幸せな楽しい時間を貰った。


もう1ヶ月。まだ1ヶ月。
デリーモの好きなところは、その芸術性と美味しさは勿論だけれど、何よりも更なる美味しさへの追及とお客さんへの気持ちのこもった丁寧な接客に対するところが大きい。

OVEN.Y.は?
何も知らず生意気なことを言えば、多分、オープン初期のお客さんは私のようにデリーモが好きで興味を持った人が多いと思う。
けれど、全く違う雰囲気のブランドだ。

これから、OVEN.Y.というブランドとして愛されるためにどんな道を歩んでいくのか、いちファンとして見守り、そして美味しく食べていきたい。


ところで、ちょっと自慢話。
新しく開設されたOVEN.Y.のフォロワー、私5番目でした!
きっとこれから沢山の人がフォローするアカウント。
なんとなく、1桁台番のフォローだと熱烈なファンな感じがして嬉しい。

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