「質問力」は、自分を強化する武器になるという話
こんにちは、メグパンです。
本日は『博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす、「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。』をご紹介します。
はじめに
前回noteでは、数字に苦手意識を抱いてた矢先に出会った本をご紹介しましたが、今回の本も実は同タイミングに出会いました。
人に「何か質問ある?」と問われたときに、割と質問が思い浮かばないことが多く、とはいえ、質問がないというのは興味がないに等しいのだろうと葛藤していました。
また、質問するときに「いい質問だねー」と言われる質問とそうではない質問には一体何が違うのだろうか、質問に対して悩んだり考えたりすることが多くなっていました。
そんなときに、この本のタイトルを見てピン!ときました。
今悩んだり考えたりしてることを解消できるだけではなく、「質問力」を身につけられれば、仕事が有利に進められるのか!?、そこに魅力を感じました。(単純)
本の構成自体は、ストーリー調です。先生と生徒2人による講義形式で25の質問メソッドが展開されていきます。スキル系の本は読みにくいことも多いのですが、この構成のおかげでとても読みやすく感じました。
著書にもありましたが、25のメソッドを一度に吸収するのは難しいので、noteではその中から私が現在進行形で活かしていることを3つピックアップします。
①質問はそもそも自分を優位な立場に導く
そもそも、質問する意味について、「問うことで、常に有利な立場を確保し、相手に答えさせることで、自分に有益な情報を得ることもできる」と述べられていました。
質問で導かれた本音や情報によって、企画出しにも役立ちますし、最終成果物を提出した際に相手が全く望んでいないものを作ってしまうという非常事態を防ぐことができるのです。
質問=気になることがあるかないか、という側面でしかみていませんでしたが、自分を有益にさせるためにあるのだとハッとさせられました。
質問のそもそもの位置づけを理解したことで、質問から何を知りたいのか、という部分を考えるようになりました。
②「質問力」とは猛烈な好奇心
筆者は「質問力」はもっと知りたいという好奇心が真ん中にあると述べています。
相手の話を受けて疑問に思うこと、気になることというのは、その話についてもっと知りたいという気持ちが根源にあるわけです。
全く質問が思い浮かばないと思うことがたまにあるのですが、そのときの自分の感情を思い出すと、たしかに退屈に聞いていたという心当たりがあります。大学で興味のもてない講義を受けてるときの自分がそうでした(笑)
逆に、どんどん質問が生まれてくるときは、聞きながらここはどうなんだろう?なぜなんだろう?知りたいことが多すぎて、まさに好奇心が旺盛になってる状態になります。
好奇心が「質問力」を作っていることは、当たり前といえば当たり前ですが、意識しないと意外と退屈してることに危機感すら感じられなくなってしまいます。
質問が出ないなぁで終わるのではなく、好奇心旺盛モードにスイッチを切り替えるように意識するようになりました。
③質問のキラーワード「具体的に」「例えば」「他には」
質問のキラーワード、当然便利な言葉という要素がありますが、とんでもなく優秀な機能をもたらします‼︎‼︎‼︎
キラーワードの裏にはそれぞれ自分の考えと相手の状況を汲み取る要素があります。
具体的にみていきましょう。
「理解できないから詳しく説明してほしい」、「納得できないから他の例も出してほしい」、直接的にいうとやや強めに感じてしまう表現を端的に集約できるのがすごく便利です。
また、自分の意図をほんのり伝えるだけでなく、そこから引き出される相手の心理も読み取ることもできるのもまたすごいです。
今までこのキラーワードに対して何の感情も抱いてないと、意識し始めの当初は深読みしすぎて自分が聞かれたら少しドキッとしてしまうかもしれません。
しかし、ここから自分と相手と足並みを揃えるのに役立ちますし、ときには相手から思わぬ情報も引き出せるのではないかと思うと積極的に活用したいところです。
ちなみに、私はこの本を読んでから「具体的に」を使う頻度が増えました。(直接的に理解できてないと言うのが躊躇される状況でも、安心して使えますしね笑)
今回はこの本から私が個人的に意識するようになったポイントをご紹介しましたが、まだまだ質問力のカラクリや技術がたくさんあります。
質問をすることが苦手な人も、質問を通じて世渡りを上手くしたい人も、手に取ってみられることをおすすめします。
「質問力」を磨いて前進しちゃいましょー!
私はまだまだなので、これを機に訓練していきます!
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