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数字に苦手意識のある私が、『数値化の鬼』を読んで考え方が180°変わった話

こんにちは、メグパンです。

新社会人になって丸5か月。
まだまだ慣れない業務に必死になりながらも、言語化力を磨いて伝えられる人になりたいと思い、手始めに読書記録を投稿することにしました。

本日は『数値化の鬼「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法』をご紹介します。

数字に苦手意識をもっていた私

私が社会人になってから、業務達成の目標だったり、売上目標だったり、日々数値でものごとを考える必要性を痛感していたときに、本屋でピンときた一冊でした。

当時(2,3ヶ月前とかですが)、数値で目標設定を行う必要性は感じつつ、学生時代まで数字から逃げる人生を送っていたゆえに、かなり数字に苦手意識をもっていました。

とはいえ、数字にアレルギーを抱きつつ、この状況をなんとかしたい、という私の中の潜在意識が、本屋でこの本と出会うきっかけになったのだと思います。

そんなこんなで、読み始めました。
私の悩みはいかに、、、、

結論からいうと、
「数字で考えることはマストで身につけるべき。それも早ければ早いほうがいい!!」

長年の数字アレルギーはどこへやら、数字が嫌いになるどころか、むしろ、数字で考えられる癖をつけておかないと、今後後悔しそうだなと、読前と読後では考え方が180°変わりました。

前置きが長くなりましたが、ここからは、本を読んでなるほど!!!!!!と思ったことを3つお伝えします。

①数をこなすことは基本のキ

行動するときに、まずは量!質は後!
学生時代も、社会人になってからもまずは量を重要視することを教わりました。

改めて、なぜ最初は質より量が求められるのかを整理してみます。
そもそも、質がいいとは何を差すのでしょうか?野球なら空振りではなくて点に繋がる振り、マーケターなら優れたヒット作を出すことなど質のいいの定義は分野ジャンルによってバラバラではありますね。

しかし、それぞれにとっての質の高い状態にもっていくにはどうすればいいのか?余程の天才でもない限り、最初から質の高いものをアウトプットするのは不可能です。

それは質の高い状態が漠然としすぎて、どのようにして到達できるかが不明確だからです。そこでまずは練習することで、自分の現在の状態を把握しなければなりません。

現状と理想のギャップはどれぐらい離れていて、何を改善しなければならないのか、改善するためには試行錯誤も必要です。

そのため、必然的に数をこなすことが求められるわけです。くどくどと説明してまいりましたが、これがまずは質より量!の根拠だと思います。

数をこなす(量)ことの必要性を言語化したことで、私の中でなんとなく量をこなさないといけないという考えからまずは量!と言い切ることができるようになりました。

②数字は共通認識を合わせるツール

目標設定で数字を置くのは、最終ゴールを達成するために現在地とのギャップを埋めていくための指標になるのはもちろんですが、それだけではありません。数字は、評価者と自分の共通認識を合わせる機能をもたらします。

例えば、
テレアポの架電件数の目標を定めるとき、「架電をいっぱいする」では不十分です。(当たり前のことではありますが…)

いっぱいって何件?100件?1000件?
人によって認識がバラバラになります。
そのため、実行者が「いっぱい=100件」と伝えても、評価者からの「いっぱい=1,000件」であれば残念ながら評価されません。

そうすると、実行者は、「なんで100件架電したのに評価してくれないのか」という不平不満が生まれてしまうのです。

一方、「架電を1日100件する」これは明確です。
評価者は1日100件架電したのか否かの事実確認で済みます。また、たとえ実行者が架電件数を達成できなかったとしても(その事実を受け止めるのは辛いかもしれませんが)、なぜ達成できなかったのかを考えていけばいいですし、評価者にFBを求めやすくなることで、PDCAを回せるようになります。
数字は自分を守るし、成長を後押ししてくれる存在になります。

③失敗は貴重な情報

失敗は怖いです。

失敗したら恥ずかしい、失敗したら怒られるんじゃないか、まだ始めてもないのにそんなことを考えて私は躊躇してしまうことが多いです。

数値化ができる人は「失敗」が当たり前になる。
数値化できるようになると、失敗を認めることができます。
「失敗しなくなる」のではありません。「失敗を認められる」のです。
そもそも、ビジネスにおいて失敗はつきものです。
失敗があることが当たり前です。
(中略)
大事なことは、失敗を失敗と認めて、次につなげることです。
同じ失敗を繰り返すことだけは、避けないといけません。

再び、テレアポの架電件数の話に戻りましょう。
「今日の目標架電件数は100件」として、結論、80件しかできなかったとします。

すると、残り20件を達成するために何が必要だったのか、電話をかける時間帯・電話リストの整理など、ネクストアクションを洗い出すことができます。
失敗は失敗なのですが、次に繋げるアクションを導き出せるのは数値の指標があるからです。

失敗というこの瞬間のダメージに衝撃を受けがちですが、長い目で自分の成長をみたときにはただの通過点でしかないなと、、、。
逆に数値に向き合っていなければ、本当に失敗以外何も手に入らないのだと思いました。

本日はこの本の個人的なるほどポイント3つをお伝えしました。
しかし、数字主義でPDCAを回す方法、騙されてはいけない数字指標などまだまだたくさんの学びポイントがありました。

自称数字アレルギーだった私が数字の重要性について納得し、目標設定でもだいぶ意識するようになりました。

数字に苦手意識ある人も、できるビジネスパーソンになりたい人も、ぜひ読んでいただきたい一冊です!!


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