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手術の記録(円錐切除術) #4

今回は退院後についてお話しします。

退院後の様子

術後、患部の痛みは皆無で、弱い出血が毎日少しだけある感じでした。

退院3日後
入浴時に中に入っていた血の付着したガーゼ?のまとまりが出てくる。これは医師からも言われていたので驚かなかった。

退院6日後
結構鮮血が出るようになる。

退院7日後
わりと血の出る頻度多め。

退院11日後
出血の量が多め。
小さい塊みたいなものが出てくる。
→この日から生理開始。なのでこの日の出血は経血。

これ以降(生理終了後)は出血は治りました。

退院後の診察

退院約1ヶ月後に診察がありました。

この診察は、手術で取り出した子宮頸部の組織を病理検査に回してもらって、その検査結果で身体にまだ悪いものが残っていないか?の結論を聞きに行くものです。
もし、組織から癌に繋がるようなものが発見されたら、さらに深い検査や治療が必要になります。

運命の検査結果は如何に?

検査結果


順番待ちしていましたが、朝イチの予約なのに結構待ちました。
大学病院あるあるでしょうか。

この日から、診察はベテランのおじいちゃん医師ではなく、手術の時にも立ち会った若手のイケメン医師に代わったようです。

医師の前に座り、いざ結果報告。

私は内心ドキドキしていました。
この先もしかしたらまた治療が続くのかもしれないと思うと、いてもたってもいられなかったです。

先生はとても言葉に詰まった感じでした。

「なんとお伝えしたら良いのか…」

(え、これはもしかして、やばいやーつ?)

「その…検査の結果ですが…」

(早く言ってよーーーー!!)

「何も見つからなかったんです。」

(おおー!!…って、ん?どういうこと?)

先生によると、通常は手術で取り出した検体に、何らかの悪いものがあって、それを細かく分析して、今の状態を最終的に判定するのですが、その検体自体に悪いものが一切なかったとのこと。
通常こんなことはありえないそうです。
悪いものがなかったのであれば、手術する必要はなかったわけで。
極めて稀な症例とのこと。
先生の推測では、その前の手術前検査の際に、悪いものを全て削ぎ落としたのでは?とのことでした。

結果として、良かったのですが、なんだか複雑な気分でした。
お金かけて手術したのはなんだったのか…と思いました。
でも、先生曰く、手術をしなければわからないことだったので、手術をして良かったとのことです。
先生がそう言うのなら、私もそう思うことにしようと思いました。

診察での質疑応答


診察時に、今後の生活について質疑応答の時間を頂けました。

まず術後に禁止されていた湯船に浸かることは解禁です。
これは本当に嬉しかったです!

そして、私は夫婦にとって、大事なことを知りたかったのです。

「2人目を検討してるのですが…」

と伝えたところ、

「術後半年は空けるようにお願いしています。」

と言われました。

円錐切除術を受けた後は早産率が上がるとのことです。

9月に手術をしたので、3月までは空けるように指導を受けました。
年齢のこともあるので…、早い方が良いのですが、こればかりは仕方ないです。

「わかりました。」

と、少しだけしょんぼりした雰囲気を察したのかわからないけど、

「避妊はして下さいね」

と念押しされました。笑

術後の診察については、ここまでです。
次回は保険金給付の話をしようと思っています。

トップの写真は2月の小樽運河です。
真冬の小樽で、「小樽雪あかりの路」というイベントが開催された時の写真です。
とっても幻想的でした。

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