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ケアンズで車の事故に遭う

※写真は事故と関係がありません。

2010年7月5日の私の1日を一言で言えばまさに「天国と地獄」。
地獄と言っても命に別状はなくみんな元気ですのでご心配なく。

この時両親が1週間ほどケアンズに遊びに来てくれており、子供達も遊んでもらえてとても助かっていました。普段会えないおじいちゃんおばあちゃんとの時間貴重です。

ワーホリで手伝いに来てくれている妹も一緒にレストランに行ったり、動物園に行ったりと毎日楽しく過ごせて妹も嬉しそう。

そして、そんな中事故に遭いました。私は違反しておりませんし、無傷ですのでご安心ください。

その日も両親や妹とお土産を買ったりお昼ご飯を食べに行ったりと楽しく過ごしていました。3時半に子供達のデイケアのお迎えだったので両親と妹をホテルへ降ろして、1人だけでそこからすぐのデイケアに車で向かいました。

車どおりの少ないケアンズですが、帰り道の途中に一つだけ片側3車線通れる大きな道路Sheridan Streetがあります。そこを横切るため一番前で信号待ちをしていました。

そして青になったのを確かめて前に進んだところ、3車線の奥の方の車線から信号無視の車が左から私に思いっきりぶつかりました。

ぶつかった場所は左側の後ろの座席で横転するかと思う衝撃でしたが向こうも全く同じ型の車だったこともあり持ちこたえて何回かスピンして止まりました。

他の2車線で赤信号で止まってみていた車の人達が、一斉に救急車や警察に電話しているのが見えました。何が起こったのかわからずそのまま座席にいた私。

突然ドアをノックされ開けたら

「ハロー、私は○○よ、ナースなの、痛いところはない?」

と、聞きにきてくれてようやく事態を把握。

「車からオイルが出ていて危ないので外に出ましょう。」

と連れ出してくれました。感謝。びっくりしすぎると動けなくなることを始めて知りました。事故を目撃した人達が「大丈夫?」と話しかけてくれたのを覚えています。

道に座っているとすぐに救急車のスタッフが来ました。ケアンズに唯一ある病院が目と鼻の先だったのもラッキー。

とりあえず夫と妹に電話をしていると、私にぶつけた女性が真っ青な泣きそうな顔をして

「I'm so sorry.sorry.It was 100% my fault! 」
本当にごめんなさい、100%私の過失です。

と、繰り返し謝りにきてくれました。全く信号を見てなかったみたいです。救急車に乗って血圧など測っていると、近くで働いていた夫や近くのホテルから急いで歩いてきた両親や妹が来てくれました。ケアンズ近いな、全部。とりあえず子供達のお迎えを頼みました。

ナースから既往歴など聞かれていて、関節リウマチがあると話していたら、近くにいたぶつけた女性も「私もよ」と話してきたりと和やかな感じ。リウマチ仲間でした。

道路を見るとあっという間に閉鎖され、救急車・消防車・パトカー(赤バージョン)がばっちり並び壮観だなーと他人事のように眺めてしまいました。そしてレッカーのスタッフも到着し、救急車の中で名刺をもらい書類にサインさせられました。

救急車では首が少し痛いというと、有無を言わさず首に装具をつけられストレッチャーに乗せられることに。言わなきゃよかった。一応最悪のケースを考えての処置なのでごめんねと言われながらベースホスピタルのエマージェンシーに運ばれました。

そこでレントゲンを撮るまでに1時間かかり、結果が出てドクターが判断するまでにまた1時間で結局全て終わったのは18時。レントゲンは全く問題なしでよかったです。

レントゲンの結果が出て首の装具を外してもらうと、私にぶつけた車の女性がベッドにまた謝りにきてくれました。隣町ポートダグラスに住んでいる人でした。後部座席の子どもさん達が無事で良かった。

向こうの車の助手席に座っていた高齢の女性が、私の2つ隣のベッドにいましたが、エアバッグが運転席しか出なかったようで、身体に打撲もあるようでまだ帰れないようでした。早く治ることを祈るばかり。

帰ってからは保険会社に電話して説明したり、何だかむち打ちのように首と腰がじわじわ痛くなってきたり忙しい夜でした。

でも夫や両親が助けてくれて本当に助かった。

エマージェンシールームでひまな夫が撮った写真
レッカーされた車

ぶつかった車が緑だったので緑の塗料が付いてます。窓外れてるし・・。前から見ると車体もぶつかった側に傾いていました。その後廃車に。

チャイルドシートも壊れましたが、本当に子どもたちを乗せている時ではなくて良かった。私だけで、そして身体にも何もなく良かったです。

その後、相手も保険会社に入っていたこともあり、保険会社とも話がスムーズに進み両親がいる間に、新しい車を買える保険金が支払われ事なきを得ました。何だったんだろう。

でも大切なのは、無事だったこと。ご先祖様に感謝です。

確かに中古車で買ったこの車、車の買い替えを考えている時期ではありました。ご先祖様、無理矢理に車を買い替えさせようとしました?もっと穏やかな方法でお願いしたいのですが。

次回はシドニーで2度目の廃車になる事故に遭ったお話でも。この時も乗っていたキューブが突然止まるなどよくあり買い替えの時期でした。事故での怪我はなかったのですが、その後大変な事が発覚しました。

※私の別ブログ(ケイログ )から加筆・編集しています。


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