あおい？あかい？
洗濯をしていると、たまーに、脱水が終わって洗濯物を取り出したときに
げっ
という声が出ること、ありませんか。
あ、それにもいろんなパターンがありますよね。
我が家の場合だと、
オットのシャツの胸ポケットに入っていたであろうボールペン類。←もうすでに何本オシャカにしたことか・・。蛍光ペンもかなりの数ご臨終なさっている。ねぇ、なんで出さない？
ムスコのジーンズのポケットに入っていたであろうマスク。←いや、だからキミも帰宅したらすぐにゴミ箱に捨てろと言ってるじゃ～ん。
ムスメのワンピースのポケットに入っていたであろうお菓子の包装紙。←会社で食べたものは会社で捨ててきなさいってば。
たまに誰かが熱を出して、その時使ってそのままタオルに紛れた冷えピタ。←ありえないほど水分を吸ってぶっくぶくに膨れた冷えピタは、ある意味気の毒な末路。人のために冷やしてくれたのに最後にこの仕打ちはひどすぎるわ！うちの家族のだれか！！！
まぁこれ、全部ワタシが洗濯機を回す前に確認すればいいって話なんだけど、でもみんなもうコドモじゃないし自己責任よ！ということで、ある時から「ワタクシは一切確認しませんっ！！」という宣言をかました。
するとなんということでしょう！！
・・・・事態は1ミリも改善せず。
よく考えてみれば、上記のものが洗濯機の中でグルグル回っていても、困るのはオットだけで、ほかの人々はマスクが回ろうが、包装紙が回ろうが、なんら不利益を被らないからである。
そんなわけで、大概のことは「げっ」というワタシの小さなツブヤキだけで終わるのだが、今日のげっ、はこれだけでは済まなかった。
そう、たまにあると思うんだけど、なにか一緒に洗濯したものの色落ちで、真っ白なTシャツとかがまだらに染まっちゃうってやつ。
あれが起きたのである。
それもよりによって、買ったばかりのムスメの真っ白なカーディガンが、まだらの青に。(;´･ω･)
あああああああああ。（遠吠え）
そう、色柄ものと白いものを別々に洗濯しなかった私のミス。
今日はお洗濯物が少ないからいっか〜！と勢いよく回してしまった30分前のワタシに言いたい！
ダメ！それゼッタイ！！！
くううううう。（涙）
それにしても、色落ちする洋服あったかな。
いったい元凶の衣類はどれっ！！！
なんでそういうキケンなものを断りなく洗濯籠に入れておくのよぉっ！ほんとにも～許さん！！
と鼻息荒く、洗濯済みの洗濯物の山をかきわける。
・・・あ。
え・・
もしや・・その元凶・・
ワタシの新しいジーンズじゃ（真顔）。
・・・ビンゴ。（泣）
よりによってワタシのジーンズのおかげで、見るも無残な青色まだらになったムスメの真っ白なカーディガン。
これは・・ヤバイ。(´-ω-`)
よし、本人に申告する前に、さっさと漂白剤で元に戻してしまおう！！（姑息）
自分の悪事がバレる前に、証拠隠滅をはかるワタシ。
そうよ、カーディガンが真っ白であったことがワタシにとって不幸中の幸い。真っ白なものは、漂白すればいいだけじゃん！
その昔、ナポリタンを盛大に飛ばしたワタシに「白いお洋服でよかったわ」と言ったハハの気持ちがいまさらながらよくわかる。
早速、洗面台にて漂白剤で浸けおきをはじめる。
このまま数分置いて、どのくらい色が戻るか観察しよう。
そして数分後、洗面台に浸かる真っ白なカーディガンを予想して、
「よっしゃ！」のガッツポーズをイメージしつつ、のぞきこむと・・
え？
なにこれ？
・・・そこには、赤く染まったカーディガンが。
さっき青かったじゃん、キミ！！
なんでここ数分で、白を通り越して赤くなってんの？！？！
モノ言わぬカーディガンに問いかけるぐらいには、ちょっとプチパニック。
しかも赤くなっているのは、肩口から袖口の両腕。
さっき青まだらになっていた背中部分はキレイに白くなっている。
赤！キミどっから来た？！
しばしボーゼンと洗面台の前に立ち尽くしたワタシであったが、悩んだときはとりあえずGoogle先生のお知恵を拝借。
「漂白剤」「赤くなる」「やめてー！」
でシンプルに検索をかける。（3つ目は心の叫びなので検索してない）
するとすぐにお答えが得られた。
首や腕など、体に塗った日焼け止めが衣類についてしまった状態で漂白すると、ピンク色に染まってしまうことがあります。
日焼け止めは水や汗で落ちないように作られているため、水をはじくように油分が多含まれていて、衣類に付着してしまうと普通に洗っただけでは落ちにくく、頑固な汚れとなって残ってしまいます。
この日焼け止めに含まれる一部の成分と、塩素系漂白剤が化学反応を起こすことでピンク色に変色してしまうのです。
とくに、スプレー式の日焼け止めは、飛沫した日焼け止めの成分があらゆる箇所に付着してしまうので、衣類の広範囲がピンク色に変色してしまう可能性があるので注意が必要です。
事前にしっかりと、日焼け止め成分を落としてから漂白剤を使用するようにしましょう。
そういうことなのか！！
つまり洗ったけど落ち切っていなかった日焼け止め成分が、漂白剤に反応して赤くなったってことなんだ！！
ここに至って、はじめてムスメに事の次第を説明する。
「かくかくしかじかで、青いまだら模様になっちゃったので、漂白剤につけたら、赤くなっちゃったのよ～！！それでね、それ・・」
「あ、それ日焼け止めでしょ？」
え、張り切って説明しようと思ってたのにぃ。(´-ω-`)
「あ～昨日暑かったから、たっぷり日焼け止めを塗りたくったし、このカーディガンの袖が細身だからピタッとくっついていたからね～」
と事情説明され、ハハ納得。
ちなみご存じなかった皆様がいらしたら、後学のために、
赤く染まったキミをもとに戻す方法はこちら。
日焼け止めの成分が生地に残っている事が原因で、漂白した部分が変色している場合は、残っている日焼け止めを落とせば元に戻ります。
漂白をした直後の場合には、まず水で十分にすすぎ、軽く洗濯物を絞った後に洗剤をつけましょう。使用する液体洗剤は、洗浄力の強い濃縮タイプの洗剤がおすすめです。ピンク色に変色した部分に液体洗剤の原液をつける
5～15分ほど置く
生地を痛めないように優しくもみ洗い
よくすすぐ
洗剤は変色した部分を覆う様にたっぷりかけて下さい。変色がひどく一度で落ちない場合は、何回か繰り返してみましょう。
てなわけで、ムスメの白いカーディガンは、元の姿を取り戻し、ハハの頑張りは報われたというわけでありました。
日焼け止め、落ちにくいんだね。ワタシも気をつけよっと・・・とその前にジーンズを洗うことに気を付けろって話だった（笑）(*´ω｀)
みなさまもご注意あれ！！！
そうだけどさ。(´-ω-`)
追記
たまーに500円玉とかがカラン、と洗濯槽の中に残っているときは、あえて誰にも聞かず、ワタシが懐に入れております。
残念ながらまだお札は回っているのを見たことがないけど、なんなら諭吉－ズとかが仲良く回っていたら、ワタクシ決して文句言いません。
むしろ熱烈歓迎。(*´ω｀)
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なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです！