イカが教えてくれた大切なこと (Lesson 1 - 4)
「清く正しく美しくイカ料理を作れるようになりたい」ということで、イカとの戯れを月に一度の楽しみにしています。(と言ってもまだ3回目。1回目と2回目もよかったらご覧ください🙂)
9月最後の土曜日に「スルメイカ様」を3杯お迎えしました。TOPの画像だと分かりにくくて残念ですが、真ん中の子、圧倒的に大きかったです。
「えー、見比べてみたかったよ〜!!」という方には、こちら↓
真ん中の子、内臓まで大きい!「大きい人(=イカ)って内臓量もその分多いんだ!しかもそれを支えるために、肉厚になるんだ!」みたいなテンポで脳内がヒャーハーと騒いでいる中、こういう写真を撮っています。
イカ様からは、すでに多くのことを学ばせていただいていますが、特に今回のイカ様たちからは人生のLessonも受けました。早速振り返ってみます。
9月になってから最初に魚屋さんに行ったのは、4連休の3日目の夕方でした。この日は友人とランチしてSUBWAYで野菜抜きのサンドを買って、フォローさせていただいているyukisnooow/いただきますさんの投稿で気になってた「りんご飴専門店」(テイクアウト専門の原宿のほう)に寄り、おいしいりんご飴を食べ、いい気分で帰宅。(yukisnooowさんご紹介ありがとうございました。りんご飴、懐かし美味しかったです。お祭りのりんご飴よりさらに洗練されてました!)
SUBWAYのパンを冷凍して「いざ、魚屋さんへ!」からの……ショック!「連休で市場が休みだから、イカもお休みだよ〜」とお兄さん。そうです。ワタシ中心に世界は回っていないのです。
その数日後、カレンダーを眺めていて「!」となります。そういえばお兄さんは「通常の日曜も入荷が無い」と言っていた…。(これまでは、たまたま土曜日に行ってたのかと今回気づきました。)
「9月の土曜日、あと1回しかない!」しかしその日は、ランチの約束あり。シーグラスのマグネットをとうとうあげる(=突き返す)日だったのです。さらに夕方にはアート展の日時指定チケットを取ってしまっていた…。週末の予定ってザックリとしか考えていないのですが、これらの事実に気づいてからようやく、移動の所要時間をそれぞれ確認…。すると合間にどうにかできる時間があったのでした!
ところが喜びも束の間。せっかく出向いた魚屋さんで「陳列の中にイカがない!!」…諦めて出口に向かいました。トボトボ…という音が聞こえるかの如く…。しかし、お店を出ようとしたその瞬間、こんな声が聞こえた気がしました。「イカがないなら、聞いてみればいいじゃない」
「あのー、今日ってイカはないですかー」近くにいたお兄さんに声をかけると「ちょっと待って、今日イカあるー?」奥で魚を捌いていた別のお兄さんにも大きな声で尋ねてくれました。すると奥のお兄さん、壁の方に重ねられた発泡スチロールの箱の一番下を指差しながら「ここにあるよ!3杯で790円!」
イカを捌くのには、随分慣れてきました。今回はこんな写真まで↓
1. くちばしの奥に隠されたカラストンビ(=アゴ板。)
2. 胴内も丁寧に洗いましょう!ワタがこんなに出てきます。
3. いよいよ軟骨のコレクションも始めることに。
ちなみにカラストンビ(上側がトンビで下側がカラスかな?)は、くちばしとセットで取っておいて、おつまみにできることを後から知りました。イカへの愛がより強くなり、コレクションもまた増える(笑)
…なんて余裕をかましていると、痛い目に遭うのです。いつもだいたいそうなのですが、同じことを繰り返すと3回目にかなりガッカリするくらいの失敗をします。しかも気が大きくなって、前回・前々回より壮大なことをしがち。着手する時に「今回が魔の3回目」だということに気づいてません。
そして今回、ガッカリからの3杯ゲットという興奮も手伝って、イカバイブル(=イカ料理お手本)からスター級の「漁港の評判イカめし」と「イカのキモ入りホイル焼き」に手を出し……心がポキっとなったのでした。
一番大物イカ様に、お米を詰めた時の1枚↑
(不穏な影が近づいていることに、この時はまだ気づいていない。)
…ということで、眠いので続きはまた明日。おやすみなさい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?