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イカ好きによるイカ料理 - 洋風に挑戦。

先日こちらの記事に書いたのですが、イカを清く正しく料理できるようになりたいと思っています。(文中に解体した写真があります。苦手な方はこの記事スルーしてください🙇‍♀️ )

前回「白イカ様」を買ってきて、胴体はお刺身&イカそうめん、ゲソと耳はバター醤油炒めにしたのですが、はらわた取る時に墨袋を破きました。まだまだ素人も素人です。月に一度くらいのペースでのんびり上達できたらいいなと思っています。

今日はこのご時世ではあるのですが、来客がありました。「久々のお客様こそ、イカ料理でおもてなしをしなければ!」ということで、昨日魚屋さんにイカを買いに。1つのザルに3杯。「2杯でいいんですけど〜」と言うこともできましたが、イカは多くてもいい。そのまま購入。

今回はかの有名な「スルメイカ様」です。冒頭の写真の通り、誰が誰だか分からない見た目ながら、お腹の中は個性に溢れ、誰一人同じ人(イカ)はいないことを改めて思い知らされます。前回捌いた時は、1杯だけだったので「そういうもの」としか思わなかったのですが、複数を見比べる経験って重要!

一番上の子は卵を持っています。二番目三番目のハラワタの先の違いって何なんでしょう。前の時も思ったけど、図書館に行って図鑑で勉強しないといけません。

実際、私のイカバイブルにも親切な説明はあるんですけど、私が素人すぎるので、構造知らないと「?」となることがあるのです。(皮が2枚とか。)

↑(写真左) 「イカ料理お手本」(=イカバイブル)。amazonでイカ料理に特化したレシピ本探した時、これともう一つしか出てこなかった気がします。迷わずジャケ買い。お料理のカラー写真が載ってて、手順は次のページに。すると突然教科書のような雰囲気になり、どういうところが魅力的な料理なのかということが語られて、気づいたらレシピが始まっているという構成です。

(写真右)この本のために、レシピホルダーも後日購入。だけど普通に便利!!もっと早く買っておけばよかった。これも「イカ料理お手本」のおかげ。

ちなみにこの本の前書きでは、著者がイカについて「刺身でもよし、煮てもよし、焼いてよし。揚げても炒めてもよし、干して蒸してでも、どんな料理や加工品でも応用範囲の広いミラクルな食材なのです」と語っておられます。私もこれまで、似たようなことを言い回ってきたものの、「確かにそうだねー」程度のリアクションしかもらえなかったので、この一節読んだ時には「この本買ってよかった〜」って心底思ったし、私が「バイブル」と言う理由もここにあります(笑)

料理の続きです。
つい、「イカを捌く」ミッションを遂行しなければ!というノリになり、皮もミミも取り除いてしまうのですが、いざ料理本番という時にレシピを見ると「皮は剥かずにそのまま」「ミミは取らずにそのまま」なんて書いてあって、早速失敗…。まあ、どちらもあろうとなかろうと大差はないので、ミミは一緒に煮込みます。

写真撮り忘れたのですが、スルメイカ様のお腹の中には、ゲソ(刻む)、椎茸、ニンジン、ソーセージ、生パン粉を塩・胡椒・ガーリックで炒めたものが入っています。生パン粉は食パンちぎってフードプロセッサーでガーっと。ベーコンあると思ってたのに切らしていたのでソーセージで代用しました。

煮込みの写真撮るのを忘れましたが、湯むきしたトマトをダイス状にカットしたものと玉ねぎのみじん切りをたっぷり入れて、塩とちょっとお砂糖、そこに白ワイン入れて20分煮込みます。

さあ、イカはどこにいるでしょう!…映える写真が撮れない私。。
↓ここです。

皮をうっかり剥いてしまったので、濃い紫がないんです。だからせっかくのイカ様の存在感がなくなっちゃったのですが、味はとってもよかったです。これは絶対にまた作りたいです。

煮込んだら、イカ様をお鍋から出しまして食べやすいようにカットします。とても柔らかいので簡単に切れます。お腹の中に一緒に入れた生パン粉が何気に存在感あって、しかもしっかりと他の具材を繋ぎ止めてくれているようです。

それと、先日観葉植物としてお迎えしたバジルもデビューしました。初々しさがたまりません。

本当は、暑い中来訪いただいたお客様には、まずは冷たいものを!ということで、スイーツも作ったのですが、これ以上睡魔に勝てそうにないので明日(多分)アップします。イカのためには頑張れたけどもう限界(笑)。

スイーツは手間がやたらにかかったけど、これまた全く見栄えのしない地味さで残念なので、あまり期待なさらないでくださいませ。でも味はとてもよかった!

おやすみなさい。ステキな夢を!

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