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ドンコ ちょぼ先生の自己流おさかな図鑑 vol.43

石に化けているように見えるほど地味なおさかなだが、底生魚マニア界隈では人気の高い「ドンコ」のご紹介です。

・標準和名 
 ドンコ

・漢字
 鈍甲

・学名
 Odontobutis obscura

・分類(仲間分け)
 スズキ目ハゼ亜目ドンコ科ドンコ属

・大きさ
 体長20cm程になる。日本産の淡水魚としては大型の部類。
 電話の子機の受話器並みの大きさ。

・生息地(レア度)
 淡水魚。河川の渓流部、中流から下流域に主に分布。
 愛知県・新潟県~九州。
 知名度は、お笑い芸人でいうところの小田まんじゅうくらい。
 レア度は高い。なかなかお目にかかれない。

・ちょぼ's メモ
 一瞬石かと見間違うほどの地味なおさかな。憎めない顔つきなので、底生魚マニアの界隈では人気がある。ただ生息地が限られるのでけっこうなレア魚である。
 肉食魚で夜行性で小魚や甲殻類を捕食するハンターである。一瞬の捕食スピードはけっこう速い。水槽内で飼育していて、なんか最近エビ減ったなぁとか。あれ?なんか魚いなくなった?とかの犯人はだいたいドンコである。なので混泳はおすすめできない。
 塩焼きや煮付け、唐揚げなどで食べると美味である。ちょっとサイズが大きいけど佃煮にしたら美味しそうである。

stand.fm(スタエフ)で、ホームルーム風のラジオ番組やってます。もし良かったら聴いてみてください。


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