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業務報告とぼやき〜その2〜

業務報告とぼやきを見てくださっている皆さま。
本当にぼやきですよ?大丈夫ですか?時間を無駄にしていませんか(笑)?
ありがとうございます。嬉しいです。
何かのお役に立つとは思えませんが続きます。

さて、秋に腫瘍が見つかり、新年早々手術をすることになり入院しました。
電子化へ向けていよいよ本格的にスタート!というところでしたが、他にこの仕事をやる人間はありませんので作業中断は仕方がありません。また、ちょうど年明けは決算時期になるため課はバタバタとし始めてそれどころではないのです。

1週間の入院と1週間の自宅療養で1月の最終週には会社に復帰しましたが、2月は病院へ通うのと痛み止めの薬や体が本調子ではなく、ほぼ焦りはありつつも電子化に対しての進捗はない状態でした。

それでも「誰かのためになる」というモチベーションがあったので、3月の頭から出社を早くして、少しでも進捗を早めようとしました。

まずは1時間前出社。
1週間お試しでやってみて、疲れるけれど、何とかできそうだという手応えもあり、よし!と意気込み始め、進捗を見える形で…と始めたのがつぶやきの業務報告でした。

と、その意気込みと時を同じくして、子会社が同フロアに引っ越してくることになり、急ピッチで電子化しているファイルが入っている書棚を開けろという指示が飛びました。

もちろん頑張るつもりではいました。
が、570冊近くある8cmドッチファイルに綴じられたものを一つ一つスキャンしてクラウド上にアップするのをほぼ一人(スキャンで一人助っ人がいました)で行っているのに、それを2週間でという指示がどうにも無謀な指示としか思えませんでした。

部長はスキャンだけしてどんどん倉庫へ運び込めと仰るが、高速でスキャンしたものの中にはきちんとスキャンできていないものもあり、データチェックを行う前に運び出してしまっては再度倉庫に行って持って帰ってくる必要が出てきます。
実際、スキャナーの具合のせいか再スキャンが必要なものが何度もありました。

でもこの時の選択肢は二つで、スキャンをしてとりあえず運び出し、棚をあけ再スキャンになったものを取りに行くと言う判断。手間なのは自分だけです。
もう一つは、運び出さず順を追って行う方法。この場合、部長の指示通りにスムーズに書棚を開けることは不可能ですが、着実に終わらせていくことができます。

この時の私の判断が間違えていたんでしょう。
私は「他の事業所や子会社の役に立つ」と言うことが目的でしたが、部長は「棚を空ける」ことが目的でした。上司の言うことなのだから、会社の部下としては素直に指示を聞くべきだったのでしょう。

私は着実に終わらせて最速で子会社の役に立つということを優先にしました。
それに、とりあえずスキャンといっても、綴じられていないものは高速スキャナーを使用できましたが、製本された契約書などは家庭用スキャナーでした。
また、高速スキャナーに通すにもホチキス止めしたものやテープ張りしてある書類をチェックする作業が必要でした。どう考えても一人二人でスムーズに行える状態ではなかったのです。

それでも、少しでも早く終わらせようと、1時間半前に出社し、ひたすらデータアップとスキャンを行っていましたが、ひと月経ってももちろん終わることはなく、部長も私に直接ではなく課長に対して再三指示を飛ばしていたようでしたが、おそらく課長も私と同意見であったからか私に多くを言いませんでした。

そして初夏になり富士山に登るのにも一歩一歩のスピードを早めるべく、少しでも時間短縮になる方法と思っていましたが、キーボードとマウス操作で最短で行おうとしていた私の手首が壊れました。おそらく、手の形を固めすぎて腱鞘炎のようになってしまいました。

この頃、部長もすっかり何も言わなくなったと同時に、私の存在も課には無くなったようでした。

その3へ続く。

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