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#妖精

【短編】僕の妖精

【短編】僕の妖精

僕と君は病院で出会った。
まだまだ僕らが小学校の低学年だった頃。
その頃の僕は頭がハッピーというか妄想力が屈強というか、
そんな感じで精神科医に通っていた。
まったく、妖精が見えるくらいでうちの親は騒ぎすぎだ。

そんなことは置いといて、彼女は盲腸で病院に入院していた。
偶然話す機会があって、二人が同学年で同じ学校どころか
本当に近所に住んでいることがわかった。
それからは二人は親友のようだった。

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