見出し画像

その後の顛末〜会社に留まる私の本音

絶好調なので転職したかった気持ちがどっか行きました

さえないアラフォー工業系女子が身の振り方を考える話-序文
登場人物等一覧

私は会社に留まるための3つのゲートを掲げていました。
その結果をご報告すると、

1.「良」評価を取る →達成
2.係長格へ昇格する →達成
3.部署異動する →未達

となっております。
昇格した途端、様々なことがガラリと変わりました。
一番可笑しかったのは、周囲の男性社員達、特に若い後輩達の態度が180度変わったことでした。
女というだけで不当に馬鹿にされて感じてきたので、それが表向きだけでも緩和されたのは非常に良かった。
でも、彼らは私の肩書きに従ってるだけで、私の人柄は一つも見ていないのだなということであり、悲しいことでもありました。

また、私の担当業務であるTM法が日の目を見る機会に非常に恵まれました。
社内外へのアピールの機会をこれでもかと与えられ、反応も大変良く、A部長や役員さんにはご満足頂けていることと思います。

不安もあります。TM法は数年の頑張りを今刈り取りしている状況だと思っていますが、刈り終わったら、その後はどうなるのか。
何か新しいテーマを始めたい、とは上に打診していますが、自分で考えろと言われるに留まっており、3年後の飯のタネが無いことが一番の懸念となっています。

また、私を認めてくれているA部長の役職定年が延長中です。部長が交代したら私の境遇は一変するでしょう。
正直、それまでにL部から異動してしまいたいと思っていますが、今この確変モードみたいな状況を最大限活かしきれば、部長交代後も一人で立場を保全出来るかもしれない。
そんなことが頭をよぎると、目の前の仕事を全力で頑張ってしまって、異動希望の動きを始められずにいます。
ただしB課長からの真綿ハラスメントはほとんど変わっていないので、L部に留まるメリットは極めて少ない…笑
最近は破竹の勢いの私に対して若干の諦めムードは感じますけど、部長交代後は絶対また虐めてくるに違いないのであります笑

異動したい理由はネガティブなものばかりではなくて、TM法があまりに面白すぎるもので、L部の製品以外のアプリケーションを片っ端から測定して回りたい野望が非常に強まっているんです。
そのためには研究所へ移籍したいなあ…という思いだけはあります。
転職するとTM法をやれなくなってしまうことが、何より私をS社に踏み留まらせていますね。

今いい思いを出来ている。そのおかげで転職欲はかなり縮小してしまっています。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?