重要: 知らないと大損!? 腸活するなら「スラッシュルール」
こんにちは。
腸セラピスト歴10年・漢方養生指導士・日本腸セラピー協会代表の加藤です。
腸セラピストをしているとこんな声をお客さんからいただきます。
腸活と食は切り離せないもの。腸と向き合う上では、添加物は気にして欲しいところ。
しかし、日本は添加物大国と言われるほど。多くの食品に添加物がたくさん入っています。
成分表を見ても、たくさんの成分が並んでいて、「一体どれが添加物!?」と思われるかたもいっしゃるかと。
そこで、今回の腸活アドバイスは、「スラッシュ・ルール」。
こちらを知っておくだけで、成分表をかんたんに見ることができるようになります。
スラッシュ・ルールとは?
「スラッシュ・ルール」は、2015年4月1日に施行された食品表示法に基づくものです。
これにより、食品と食品添加物を区別するために、「/」(スラッシュ)が使われ、かんたんに食品の中身を把握することができるようになりました。
スラッシュの後には食品添加物
成分表に記載されている、スラッシュの後に表示される成分は食品添加物を指します。
例えば、ペットボトルのお茶のラベルにある「緑茶/ビタミンC」。
ここでのビタミンCは、スラッシュの後に表示されているため、これは添加物であると理解できます。
スラッシュ・ルールによれば、スラッシュの後にたくさんの成分が記載されている食品ほど、多くの食品添加物が含まれているということ。
菓子パンの例
では、「スラッシュ・ルール」を具体例で見てみましょう。
以下はある菓子パンの成分表です。
様々な項目が羅列されていますが、注目すべきは加工デンプンの前に挿入されたスラッシュです。
とんでもない量の添加物が入っていると思いませんか?
食事として菓子パンを食べる人もいらっしゃいますが、毎日、これだけの添加物を摂取しているということなんですね。
ちなみに、パンの基本材料は小麦粉・酵母・塩・水の4つです。
添加物への注意喚起
スラッシュルールを理解すると、日頃、わたしたちが口にしているものに、どれだけの添加物を含んでいるかが一目瞭然になります。
「すべての添加物をいっさい取らないようにしましょう!」なんていうつもりはありません。
そんなことをしたら、食べるのがなくなってしまいますし、食事も楽しめません。
ただ、日頃、口にしているものがどんなものかをしっかりと知る意識を持つことはたいせつです。
腸セラピストとして約10年、お腹をサポートしております。
菓子パンを食べ続けている方の腸はほんとうに疲れていますし、菓子パンをやめると腸は元気を取り戻します。腸は正直です。
まとめ
「スラッシュ・ルール」を理解するだけで、食品ラベルから添加物の有無をかんたんに把握することができるようになったのではないでしょうか?
個人的に私は、スラッシュのあとに、カタカナが羅列されているものはあまり買わないように心がけております。
健康を大切にするなら、自然な成分を含んだ食品を選ぶことが重要です。
わたしたちの身体は口に入れるものでできています。
スラッシュルールで、食品表示を読む習慣を身につけ、無理のない範囲で腸活をしていきましょうね。
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