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イスタンブール2日目


16時には空港に着いてなければならない中の2日目という名の最終日です!


ブルーモスク(スルタンアフメトモスク)へ

夕方にはイスタンブールを発たなければならなかったため、どこ行くの?!帰るなんて許さないヨ!と言ってくれる楽しいフロントのお兄ちゃんに別れを告げて、スルタンアフメトモスク(通称:ブルーモスク)へ朝イチで行きました〜

個人的にイチオシのスポット!

外観
内観

外も中も中東来た〜!って気持ちにさせる装いでものすごくテンションが上がりました!私は8:30ぴったりにモスクに行ったのですが、中は人も少なく落ち着いて堪能することができました。

またブルーモスクは他の歴史的建造物と異なり入館料が無料です!人でごった返してるかつ、入場料が高いアヤソフィアより個人的にはブルーモスクの方が三流旅行客からすると推せる場所かも。他の時間は分かりませんが、行くなら朝イチが良いかと思われます🙆‍♀️


地下宮殿(バシリカ・シスタン)へ

9時過ぎにブルーモスクを出て、アヤソフィアがオープンする10時までの間どこへ行こうかと調べていると9:00からオープンしている地下宮殿を発見し、行くことに!

入場料は、600トルコリラ(18ユーロほど)
なかなかいい場所でおすすめですが、今思うと入場料はわりと高いなという印象です(笑)

ここは東ローマ時代に貯水槽として使われていたらしいのですが、大理石の柱が水から立ち上がってる様子から沈んだ宮殿(地下宮殿)という名があるとのこと。ここから皇帝たちの住む大宮殿に水を送っていたということも書いてありました。

なんかかっこいい
こういうオブジェがたまに出没する

中に入るとひんやりとした空気とライトアップがいい感じ。大理石の柱、そして水が張ってある空間の中にあるオブジェを橋を渡りながら鑑賞します。とにかく小洒落てて、なんかどこ撮ってもわりといい感じに"映え"ます。ハリーポッターのバジリスクが出てきそうというのが私の感想です。


アヤソフィアへ

地下宮殿を堪能し、アヤソフィアへ向かいます。ブルーモスク、地下宮殿、アヤソフィアはどこも近いので移動は楽々です。

10時のオープンめがけて行ったのですが、さすがアヤソフィア、10時にはチケット販売の長い列ができていました〜観光客もたくさん!15分ほど並びチケットを買って、大人気観光地へと向かいます。

入場料は、25ユーロほど。アヤソフィアの博物館とセットにすると多分45ユーロぐらい取られます。強気価格。私は時間の関係もあり、アヤソフィアの本館のみの入場券を買いました。

アヤソフィア近郊でおっちゃんが店開けるのを心待ちねっこ
内観

内観は厳かで高貴な佇まい、無神教というと語弊がありますがライト仏教な一般日本人の私もなんか祈りたくなる非常に神秘的な場所でした。しかしアヤソフィアは観光客は2階からのみの見学となっており、一階には立ち入ることができないため、心理的な距離を感じたり。

アヤソフィアに関してはもう一度勉強をした上でもう一回行ってみたいというのが正直な感想です!熱心に中の装飾や人物画を見ている方もいて、これは多分ちゃんと勉強してみたら入場料高いと思わないんだろうなと思いました。勉強不足、だけどこの建造物を見て感じたことは記憶に残しておきたいと思っています。


トプカプ宮殿へ

アヤソフィアの見学を終えて、建造物シリーズ最後はトプカプ宮殿です。ここは正直言うと今回の旅程には組み込まない方が良かったと思っています。理由は展示室も併設されており見るのに時間がかかる&シンプルに敷地が広すぎたの2点。時間に余裕を持って来た方が楽しめると思います。私のような弾丸旅行の方にはあまりお勧めしません!

入場料は45ユーロ(強気価格)

宮殿に行く途中のカード決済用のチケット売り場
通常のチケット売り場よりこっちの方が空いてる
身分証をデポジットにしてオーディオガイド借りれます
無料です
トプカプ宮殿の入り口
噂のオーディオガイド

この入り口を入るとでっかい広場があり、広場を囲むようにある建物が博物館のような展示室になっています。展示室の中にはオスマン帝国時代の服やめちゃくちゃかっこいい時計、きらきらした剣やアクセサリーなどとにかく色んなものがいろんな場所に展示されていました。

素敵雑貨
金色のガントレット
君主が住んでたであろう建物エリア
服!
かっこいい時計たち

説明書きも読みたい…だけど時間がない…この後ランチもお土産もヴァグラバ屋も行きたかった私は泣く泣く流し見状態でひたすら広場と建物の中を歩き続けました……個人的に悔しさの残るトプカプ宮殿………次に行くとしたら余裕がある時に行きたいと思います。

後オーディオガイドはイヤホンとかは借りられないので耳の近くに持って行って聞かなきゃいけないスタイルだったので、なんか落ち着かない+周囲の音と混ざるので途中で聴くのをやめました。しっかり堪能したい方は有線イヤホン持っていくといいかもです!少年がイヤホン挿して聴いてた気がします。


ランチへ

トプカプ宮殿に一抹の悔しさを抱えながら朝食をパスしたこともあり空腹が限界な私は、13時ごろランチへと向かいました〜

冬場は土日の主要エリアでも人が少ないそうで、その時間帯もお客さんは自分1人。店員さんとお話をしながらのんびりとしたランチを過ごしました。

お腹空いてたからスターターを注文
右の赤いやつだけ頼んだら付属品が大量についてくる
茄子の間にラム挽肉!美味しかった!
食後にサービスのチャイがでてきました

ビールにトルコ料理と大満足のランチ🍽️
スターター、ビール、メインで26ユーロほどでした。決して安くはないと思いますが、がっつり観光地エリアなので仕方なさそうです。しかし量はめちゃくちゃ多かったので満足感はすごかった!


お土産紹介

ランチ後にトルコ名物ヴァグラバのお店に行き、バスに乗ってイスタンブール旅行は終了するのですが、簡単に買ったお土産の備忘録!

観光客価格だと言われようと観光客なのでバザールで買いたい!という反骨心からバザールに突撃しました。有名なグランバザールは日曜はお休みでした。

ペシュテマル&同じ素材のバスローブ

昨晩のハマムで超絶肌触りが良くて気持ちよかったペシュテマルは絶対に購入して帰る!と心に決めていたので自分へのお土産として購入しました。何種類か値段が違うものがあり、何が違うか聞いたところ網目の強さやデザインによるそうで、マルタのビーチでも使えそうな大判かつ強度のあるものを選択。ガシガシ洗濯してもOKとのこと。

そして元気が出るグリーンのバスローブ!前々からシャワーからパジャマに着替える間の繋ぎで着れるものが欲しかったので、柔らかい肌触りも気に入り購入を決意しました。現在大活躍してます。素肌に着てもすごくいいです。

2つで80ユーロほど、そんなに高くないかな?
購入店舗は以下のお店です。評判通りお兄さんの対応もすごくよくて、嫌な顔ひとつせずにひとつひとつデザインも広げて見せてくれます。子ども用のバスローブもあって、プレゼントとかにも普通に良さそうでした!めちゃくちゃおすすめのお店。

後はドライアプリコットが大好物なので、ここのお店で接客してくれたお兄さんにどこかいいお店がないか聞いたら斜め前くらいのお店に連れて行かれました(笑)ドライフルーツに紅茶などなど試食と試飲めっちゃさせてくれます😂せっかくだからドライアプリコットを購入しましたが、ここに関しては多少おまけしてくれるもののマルタで買うのと同じくらいかな〜という値段設定でした。楽しく接客してくれたお兄さんへのチップ代だと思ってます(笑)


ヴァグラバ専門店へ

最後のミッションは職場へのお土産ヴァグラバです!入社前からお財布を無くしたことで大迷惑をかけた償いの気持ちも込めて、銀座松屋にもあるらしいヴァグラバ専門店へと行きました。

アヤソフィアなどのある旧市街から再び橋を渡る必要があるので移動時間は徒歩で35分ほど。慣れない土地だと交通機関より自分の足の方が信じられるタイプなので、ランチのお店からスタスタと歩いて行きます。

並ぶ数々のヴァグラバ
なんか見た目がすごいおかし

先述の通り日本にも1店舗だけデパ地下に入っているらしいのですが、こちらのお店ではケーキサイズのヴァグラバをチャイと一緒にイートインも出来るようです。私はお腹いっぱい過ぎて諦めましたが、日本にはないサービスのようなので魅力的でした〜

なんか色々種類がありましたが違いも分からず3種を適当に見繕ってもらいました。お会計の時に飛行機乗る?と聞かれるのでYESと答えると、お菓子の入った箱を真空の袋に再度入れてくれます。金額とか全く見ずにビジュアルで選んだのですが12個買って14ユーロほどでした。ギフトセットぽいものもあったような気がします…

帰国後職場の人に配りましたが熱い紅茶やコーヒーのお供にちょうどよかったようです!とにかく甘いので小さいサイズ一個でだいぶ満足していただけるかと思います(笑)


イスタンブール空港へ

ヴァグラバも買い終わり全てのミッションを終え、ついに空港へ戻ります。帰りはバスと決めていたので近隣のバス乗り場へバスを乗り継いで向かいます。

上記のヴァグラバ専門店からだと、バスで
Tophane→Beşiktaş Meydanに行き、徒歩5分ほどの場所にある空港バス乗り場(HVIST-15)から出発するような形です。

トルコのバス事情はマルタと似ており、比較的遅延や逆に時間より先に出発することが見受けられました。私がTophaneから乗ったバスはGoogleマップに表示されてる時間の3分前には発車したので、地下鉄以外の交通手段を使う際は時間には余裕を持って利用することをおすすめします🙆‍♀️また空港バスは予定より10分遅れで到着しました。

またBeşiktaş Meydanの空港バス乗り場に関しては、バスで下された場所から信号を2、3回渡らなければならず少し焦ったのでこの辺も踏まえて行動すると気持ち的に楽だと思います。乗り場は歩道の途中に突然現れますが、スーツケースを持ってる人が列を作ってるので分かりやすいはず!

チケットはカードでもキャッシュでもいけます。乗る時に運転手のおじさんに払います。


さよなら、イスタンブール👋

空港バスでは爆睡し、無事に空港に到着してからイスタンブールに別れを告げました。

美味しい晩ごはんをありがとう
ターキッシュエアラインズ

マルタに来てから初めての旅行(訳あり)でしたが充実した時間を過ごせました!これから格安でヨーロッパ旅行に行けると思うとわくわくが止まりません。まずはプロベーション通過を目指しながら、頑張って貯金するぞというのが今の思いです💪


番外編:客引きに気をつけろ

最後にイスタンブールの主要観光名所には、自分のお土産屋に引き込むために逆引きをするおじさんやお兄さんが大量にいました!

手口としては写真撮ってあげるよ!ベストポジションを知ってる!と言いながら動画や写真を撮りまくり一通り世話を焼いてから、自分のお土産屋の話をし連れて行こうとするというもののようです。

私自身もブルーモスクで上記の手口をやられましたが、お土産屋の話をされた時にマジ急いでる。夕方には飛行機乗んなきゃだから無理。と断りました。日本人はこんなに良くしてくれたし、お土産見に行くぐらいならいいかな?と思ってしまう人も多いと思います。私自身も写真を撮ってもらった後だったので良心は軽く傷みました(が、断った瞬間向こうの態度も一気に冷たくなったので秒でその傷みはなくなりました😂)

でも色々と情報を見る限り、ついていってしまってぼったくり価格でまがい物を売られたり、高価な絨毯屋さんに連れて行かれて帰してもらえなかったり……というような思いをすることもあるようです。

自分が声をかけられた数時間後に同じおじさんがモスク付近で日本人の女子大生らしきグループの写真や動画を撮ってあげていたので、優しくて断ることのできない日本人は絶好のカモにされているのだと思います。観光地付近で妙に世話を焼いてきたり、日本語で話しかけてくる人には要注意です🙆‍♀️

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