VC達による2023年の小売・美容業界の予測と結果 その2 - LA編
前回に続き、今度は2023年2月にLAで開催されたFaB Meetingについて振り返るブログ投稿です。ミーティングで語られたこと全てが公開できず、ところどころをかい摘んだ形のブログになってしまいましたが、ご了承くださいませ。
スピーカーそれぞれの略歴は、記事の後半に記載しています。
また、FaB SFとFaB Tokyoについてご存知ない方は、以下の添付記事をご覧ください。
Fab コミュニティの創設者である Odile Roujol (Fab Ventures) と Camille Cabale が主催するミーティング現在 3,800 人のニュースレター (リンクhttps://www.beautytechcommunity.com/ ) の購読者がおり、LA の 19 支部で 15,000 人の創設者と VC が会合しています。 、SF、ニューヨーク、マイアミ、オースティン、パリ、ロンドン、上海、ソウル、…
今回の参加者：
- Richard Jun (Bam Venture)
- Jennifer Kranz (Mucker Capital)
- Kelly Byrne (Powerplant VC)
- Tanya Soman (Carrot VC)
- Sarra Zayani (Global Founders Capital)
- Jocelyne Florence (Parallel
- Ashleigh Barker (投資銀行家)
-Linda Honan Creative Agency、Ariel Ohana Investment (銀行家)
- Mike Gelb (The Consumer VC Podcast 創業者)
- Alexandra Levitt 元 Snapのインキュベーター/現在はステルスモード
- Kunal Lunawat AgyaVentures SF
- Claire Chang (IgniteXL Ventures) based in Palo Alto
-Laurence Faguer (顧客インサイトメディア運営) based in France
2023年がスタートアップ業界において、どのような年になるのかをLAの業界のキーパーソン（消費者・小売業界のVC達）がコメントしてくれたので、以下にピックアップしていきたいと思います。2023の11月の今になって読み返してみると、改めて正確な予想がされていたと思い興味深い内容です。
「ここ数年の高騰してしまったバリュエーションから、市場が修正をしている中、ファンドも創業者も同様に基本に立ち返る必要があることに気づいています。私の個人的な経験とデータだけになりますが、これらの修正は成長段階で既に行われているが、シード段階ではまだ修正が続いています。
2023年は、私たちがこれまで見てきた中で最高のファンドヴィンテージの1つになると考えています。経済環境はスタートアップエコシステムに衝撃を与え、創業者と投資家をいつも以上に働かせることになったし、期待をより良い方向にリセットしました。
我々は、未来を前進させるビジネスを構築し、コミュニティや業界の代弁者となる創業者を求めています。そしてこれには絶え間ない意欲と揺るぎない野心が必要です。
近年の市場変化により、成長に対する摩擦と課題が生じています。私はこれを、ビジネスの基本に焦点を当て、拡張性があり、ミッションクリティカルな問題を解決する企業の基盤を構築する機会だと考えています。
また、2023年はブランドにとって売り上げを伸ばすために「Nice-to-have」ではなく「Must-to-have」のテクノロジーソリューションに注力する年になるだろうと、2023年2月のこのミーティング参加者は予測していました。
現場では消費者向け特化のVCのエコシステムについて語るPodcastの創業者Mikeも来ていました。彼のPodcastはこちらからチェック！ (ポッドキャスト)
LAのエコシステム:
次に、トピックの内容はLAでのエコシステムについてどのようなものかに移りました。
LAのエコシステムは、元NYC在住やSF在住の人たちが移り住み、情熱と前進力にちょっぴり太陽の光を与えた感じのエコシステムだよ！（NYCとSFと変わらず、これらの都市で活躍した人たちが流動的に移動してきて出来たエコシステム。）
ここに移住することを決めた日から、私は#LongLAです。（そういうハッシュタグがあるのでしょうか。）さまざまな分野で繁栄を続け、世界最高の人材基盤を誇るこのエコシステムの一員であることを誇りに思います。
自分たちが共有するものについて誠実な人々と、こうやってミーティングを主催するのは常に活力を与えてくれます。消費者向けテクノロジーの創業者にとって、ロサンゼルスは間違いなく最適な場所でしょう。
LAはテクノロジー、影響力、成長、エンターテイメント、コンテンツの才能を備えています。アジアとラテンアメリカからの多様な影響とDNAを持ち、とても包括的なことが特徴です。
また補足ですが、このFaBコミュニティ創設者のOdile Roujoul自身も、SFに6年間住んだ後、LAに引っ越しています。
最後ですが、以下にゲストスピーカーの略歴と詳細をご紹介して終わりたいと思います。
自己紹介
Idan Levy:
IdanはWatertower Ventures の主席投資家であり、2018 年に最初の採用者の 1 人として入社。彼は IT 分野でキャリアをスタートし、クラウドインフラストラクチャに関する深い専門知識を築き、最先端のテクノロジープロジェクトでFortune 500 企業のクライアントと協力してきました。この間、生産性プラットフォームビジネスも立ち上げ、現在も運営を続けています。市場革新・スタートアップ・問題解決に対するIdanの情熱は最終的にWatertower Venturesに導き、投資機会の調達・デューデリジェンス・社内業務・ポートフォリオ管理などを含むビジネスのすべての要素に貢献しています。
Gabriella Cambanis:
消費者・コンテンツ・コマースに焦点を当てたシードファンドであるCASSIUSのパートナー。Cassius に入社する前は、GabbyはGoldman Sachs で資産管理に5年間、Rothschild でM&A銀行業務に従事し、パーソナルケアの新興企業Everedenで初任者兼COOとして1 年間勤務しました。
Kiyan Yazdi：
Crosscut Venturesの投資家。Crosscut Ventures は、ロサンゼルスにあるシードステージのベンチャー キャピタル会社です。同社は、大規模な市場を拡大し、破壊し、構築する可能性のある新興企業に100万ドルから350万ドルを投資している。Crosscut はイノベーションの触媒であり、テクノロジーと起業家精神における数十年にわたる専門知識をもたらし、情熱的な創業者が世界クラスの企業を構築するのを支援します。ロサンゼルスで設立された同社は、2008 年以来南カリフォルニアの起業家コミュニティの強化に注力してきました。
Crosscutに入社する前、Kiyanはカリフォルニア州サンタモニカの初期段階のベンチャーキャピタル会社であるMuckerで投資家として5年間勤務し、そこでOrdermark、Soapbox、Numerade、FlavorCloud などのシリーズA投資のプレシードを調達しました。
Muckerに入社する前は、KiyanはThe Beard Club (別名 Dollar Beard Club) の創設チームのメンバーであり、わずか18 か月で月々の購読者数が70,000 人を超え、収益が1,800 万ドルを超える会社の設立に貢献しました。
The Beard Clubに入社する前は、キヤンはプライベートエクイティ部門で勤務し、SaaSおよびエンタープライズ ソフトウェア業界での単独の投資機会や戦略的な追加買収を評価していました。
キヤンは、USC マーシャルビジネススクールで金融と起業家精神の2つの分野を専攻し、経営管理の学士号を取得しました。
Tram Lai：CVCの投資家
以上がゲストスピーカーの方々になります。
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