ドリーマーズ

ベルナルド・ベルトルッチ監督作品。

パリで、アメリカの留学生と、フランス人姉弟が出会い、共同生活を送る。
やがて留学生がフランス人姉を愛しはじめると、無邪気だった生活は壊れていく。

裕福な子供たちの退廃的な生活を描いています。
コクトー『恐るべき子供たち』や、ラディゲ『肉体の悪魔』などのフランス文学を思わせる作品でした。

この作品がなにを伝えたいのか、私にはよくわかりませんでした。
ただし、この映画のもつ優雅な雰囲気は、さすがベルトルッチ監督です。
最近の作品で失われつつある映像的な深みがあります。
そういう意味で、いい作品だと思いました。

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