見出し画像

フィンランド旅行記#4突撃アアルトさん宅とサプライズディナー!

すっかりフィンランドに魅了された私たちですが、今回旅に出かける前に2人でやりたいことを出し合うところまではやってました。出し合ったのならもう少し計画を立てろよ!とも思いますが、どこにいっても私たちはかなり行き当たりばったりな旅をする傾向にあります。

彼がやりたいことは建築デザイン巡り、アアルトについての知識を深めること。私がやりたいことは、サウナ!アンティーク巡り、マリメッコ!彼の方が滞在時間が短いので旅の前半は彼がやりたいことに寄せて2日目を迎えます。

アアルト自邸で大妄想。

1時からの自邸ツアーになんとか間に合った私たちは解説を聞きながらアルヴァ・アアルト、アイノ・アアルトについて学びます。アルヴァに関しては、大学時代ゼミの同期がフィンランドの建築に関して卒論を書いたのでなんとなく知っていましたが、妻のアイノ・アアルトに関しては全く初めましてでした。彼女がデザインしたコップは波紋から来てるそうで、すごく美しいのに全然知らなかった!と反省。彼も「アイノは全然クレジットが足りないよねアルヴァの方が有名だけど一緒に働いてたのにな」と。私はここで必ずアイノのコップを買うぞと決意を固めます。

波紋のデザインの食器

部屋は窓が大きく、太陽光がふんだんに差し込んで気持ちが良い。アルヴァ自身、日本の建築に興味はあったものの一度も訪ねたことがなかったらしく、リビングからスタジオを繋げる引き戸の謎に関しても詳しくお話しいただきました。

個人的には、やっぱり家具と食器に目が行きます。すごく素敵な家具、緑がいっぱいで木目の床。こんな部屋にするんだ!と妄想し、バシバシ写真を撮って帰ってきました。

フォンランド人にとって、家造り、部屋造りはとても大切だということを学んだスタジオツアーでした。というのも、日照時間が短く寒い冬の方が長いフィンランド人にとっては家の中の生活が最も大切で優先事項。”北欧の丁寧な暮らし”は、掘り下げると、自身にとって心地の良いもの、気分が上がるものを集めた結果にあるのだと思いました。

何もかもが高いのでいっそディナーに出かけよう。

今回の旅、ご飯には少し苦労しました。何もかもがとても高い。サーモンスープもミートボールも食べた。美味しいけども、もっと美味しいものが食べたい!ちょうどお付き合いした日の記念日(1年2ヶ月と微妙な数字)だったので理由をこじ付けてそこそこ値の張るディナーに行きました。

3種類のコースか、5種類コース、後はサプライズです。と言われたので3種類の方を選び、夕食後サウナに行くと決めていたのでお酒はいただかず食事だけ楽しみました。

以下、お料理の写真を載せていますが、とっても下手っぴな写真で失礼しますね。なんせ早く食べたいものですから写真は記録まででしかないのです。

前菜、サーモン。とっても美味しかった…
メインのお芋とお魚。甘いお芋美味しかった。
お口直しのデザート(?)
りんごのソルベとチョコレートムース。
デザート。いちごのショートケーキのような。

3種類と聞いたのでお皿が3つ来たら終わりかと思ってましたが、次々と運ばれてくるお皿にびっくり。思わず注文を間違えたね!と笑う始末。

特に美味しかったのは鯨のタルタルでした。

が、写真を撮り忘れました!

フィンランドも鯨を食べる国だったのか、と知らなかったので驚きつつも折角なので美味しくいただきました。

お腹いっぱいです。サウナに行きましょう。

お腹も膨れたのでサウナに出かけました(?)

UUSI SAUNA

深夜までやっているサウナ。男女別と混合の両方があり、バーでお酒や食事も楽しめます。ちょうど伺った頃、バーが忙しそうだったのですが、オーナーのおじさんが丁寧にサウナについて諸々教えてくれました。

21時でもこの明るさ。

「男女別の方は薪を燃やしてて、混合は電気だよ。このシートをお尻に引いてね、出てくる時はタオルか水着を着てね。あとはビールでも飲みながら楽しんでね」と優しいオーナー。

私たちは一緒に楽しみたかったので混合にいましたが、電気サウナの人気の無さ。みんなやっぱり薪を燃やしてる方がそりゃ、人気だよね、裸でいられるし。

電気サウナ、貸切でした。

サウナに入ると魔法がかかって、いらないビールが欲しくなりました。元々ビールを飲むと顔がぶくぶくに浮腫むので好まないのですが、サウナ中のビールは格別に美味かった!

ほくほくな気持ちでトラムに乗って帰っていく私たちでした。

次回:彼、一足先にイギリスへ。宿題:エストニアの音楽センターに行くといいよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?