角川『短歌』2019年10月号

①横山未来子「助詞助動詞再入門」 シューベルトを聞きをりだれとてもだれとても未完のままに死にてゆくらむ 稲葉京子 そう、いつ死んでもいつも何かの途中、やりかけ。・・・やはり文法は例歌で覚えるのがいいな。

②尾崎まゆみ「短歌時評」〈…馬場あき子の少女期には、与謝野晶子は生きていた…〉。( ゚Д゚) そうなんだけど。やはり驚く。

③睦月都「短歌時評」〈…かれらは潔癖ともいえるほどにていねいに言葉を削ぎ落とし、安易なポエジーを躱す…〉。従来の短歌的叙情では感情過多に思えるので、盛らない、ということだろうか。

2019.10.14.Twitterより編集再掲