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日本現代詩歌文学館『詩歌の森』第99号


鈴木晴香「詩歌との出会い」
〈私の「会いたい」は閉め忘れた蛇口からだらだらと垂れる水となって、眠っている間も落ち続けた。〉
 この後、著者は短歌に出会い、「会いたい」気持ちを形にしていく。とても響いてくるエッセイ。全文引きたくなる。
会いたさは会っても消えてゆかなくて傘を差しても少しは濡れる 鈴木晴香
 歌とエッセイが引き立てあっている。個人的な体験を語っているが、その心情には普遍性を感じた。

2023.12.11. Twitterより編集再掲

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