2021年10月18日の朝日新聞より

「天声人語」

孝謙天皇〈この里は継ぎて霜や置く夏の野に 吾(わ)が見し草はもみぢたりけり〉 万葉集の歌。なぜ上句と下句の間に1字空いてるんだろう。気になる。続けて書いてある歌意「この里にはいつも霜が降るのか、夏の野に私が見た草は、秋のモミジのように黄葉していたよ」からも、二句切れに読めるのだが。1字空けが妙に目立つ。くっつけてほしい。

2021.10.18.Twitterより編集再掲