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台風10号が来ないので母が紫もち作ってた から今日の朝ごはんはお雑煮 鳥取県智頭町のお雑煮はかつおぶし

 母がずっと1週間前から台風10号が智頭町にも来る来るってうるさいんだけど、いつ来るんですかと母に言っています。母はNHKのデータ放送の天気予報を1時間ごとに確認して来る来る言ってます。

私は部屋にテレビがないのでNHKの台風情報が見れなくて普段から天気予報も見ないんだけど、母が台風が来る来るって言ってるからXを確認してるけど、Xはインプゾンビのせいで今現在の様子がほとんどわからないんだよね。。。

気象庁のページ見てもよくわかんないし。

ただ、昨日の21時には鳥取県に上陸?するだかで夜ご飯食べているときにニュースで「今日の21時から明日の朝にかけて注意しましょう」ってアナウンスを耳にしたんだけど、夜の21時は傘なしで外に出れたし、風も吹かないし、朝起きたら晴れてるしで、だからいつ来るの!?

って思いながら台所に行ったら母が紫餅作ってました。

紫餅 土師の寺子屋


紫芋 土師の寺子屋


紫餅 土師の寺子屋

紫芋を冷凍しているので、それを去年の餅米に加えています。

餅にするのは機械でやります。昔は臼と杵でぺったんぺったんやってたけど、祖父が亡くなってからは機械になりました。

白いお餅も作ってくれたので今日の朝ごはんはお雑煮食べました。

冷蔵庫に保存されてたお餅

鳥取県智頭町のお雑煮は出雲地方と鳥取県のほとんどの地域にしか広まっていないぜんざいではなく、濃い味噌汁にかつおぶしをかけて食べます。

智頭町のほとんどは醤油汁にかつおぶしをかけるお雑煮だと思いますが、私の祖母は土師地区の穂見集落から来ているので、味噌汁にかつおぶしの文化になっています。

不思議なのが穂見集落の穂見(ほのみ)って古来、出雲の豪族野見宿禰(のみすくね)が世話になっただかで、この一体を土師と名付けようって言われたらしく、だから出雲との繋がりが古来はあったように思うのですが、小豆の文化が広まってないのが謎なんですね。穂見(ほのみ)は昔は「ほんのみ」という名前だったので、野見宿禰さんから名前をとってるはずなのですが文化は広まってない。謎。

でも野見宿禰が大和に行って相撲を取ったという伝説があるのを考えると、奈良地方にある柿の葉寿司は智頭町の文化でもあります。

不思議。

智頭町は古代から交通の要所となっていた場所なので、いろんな人が通過していったと思うのですが、何かを入れようと思っても町民の自我が強すぎて広まらなかったり、広まったりしていたのかも?


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