どうやってどん底から這い上がったか①大波に抗わない②ありのままの自分を受けいれる
約12年前に、重度のうつ病、PTSD、双極性障害(そう鬱病)と診断され、2度に渡って精神病の閉鎖病棟に入院し、約8年間絶望の中で生きていた私。
私は一生このまま地を這うように生きるか、もしくは死を選ぶか。それしか選択肢はないと強く思っていたが、初めにうつ病がやってきてから13年経った今、幸せに暮らしている私がいる。
どうやって、どん底を抜けし、そして浮上し、幸せな毎日を暮らしているかについて、思い出せる限りのことを書いてみることにします。
①大波に抗わない
重度のうつ病の状態から、かなり無理をして自分に鞭を打って、見かけ上這い上がった私は、その約半年後に精神科に強制入院させられることになった。
ようやく治ったと思っていただけに、治るどころかうつ病からそう鬱病に病名が変わり、絶望のどん底にいた。いよいよ私の人生は、取り戻しのつかない域に入ってしまった。そう感じていた。
あの頃を振り返るとどん底にいるときに、なにかしようとしてもなんともならない。むしろがんじがらめになっていく。本人としては抗いたくても抗えない程の強い力を感じている。
どん底にいるときにできることは、その大波に抗わないことが大切。
ただ流されるまま受け身でいればいい。(苦しいけどね)
何もしなくていい。それこそが今できること。
でも、一番底を感じ切るとほんの少し浮いてくる。
もしくはどん底の底まで行かなくても、人の心は波があるので、必ずほんの少し浮いてくる時がくる。
そんなタイミングが来たら次にできる事。
② ありのままの自分を受け入れる
ただ、この「受け入れる」は要注意。
「受け入れたくても、こんなダメな自分のことを受け入れるなんて絶対無理!」と思っているとしたら、
「こんなダメな自分を受け入れられるなんて絶対無理!」と思っている自分がいるんだな〜でいい。
とにかく、どんな自分であったとしても、受け入れられないと思っている自分ですら「そうなのか。そうなんだね。」という感じ。
「そうなのか。そうなんだね。って認めることすら嫌なんだね。そっかそっか。」という感じ。
受け入れるってそんな感じでいいんだよ。受け入れるって何!?どういうこと?って身構えなくて大丈夫。そのままでOK。
たったこれだけのことだけど、この2つは小さく前に進んでいく上で、結構大事なポイントかな。
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