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P.ブルデューについて その3 (なんで好きなの?)



今日もブルデューについてお話ししましょう。



ブルデューはフランスで最も権威のある高等教育研究機関コレージュ・ド・フランスの教授で社会学者で哲学者でした。




ブルデューについて知ることは教養を知る(学ぶ)、ということなのですが、これは新しいことをひとつ知る、というだけではなく、いままで当たり前だと思っていたことが実はそうではなかった、という《目から鱗》的な発見というか、頭の中で革命が起こったような感覚と言ってもいいのかも知れません。




当たり前だと思っていたことが根底から変わるのですから、当たり前だと思っていた目の前の景色も違って見えてくるわけです。そして日常の色んな場面において、あるいは人と関わる場面において、「あれ?」と思ったり、あるいは「やっぱりな」と感じたりしていたことに説明がつく、ともいえます。もしかしたら、なんだかモヤモヤしていた気持ちが晴れてくるかも知れません。



そんな気持ちの枠組みを作り替えてくれるブルデューとは……。


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