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悩めるおかん

【千由家、家を買う】がちっとも進んでいなくて、それには東京の土地バカ高いよ!が一番の問題であることはこの間書いた通り。兵庫に帰れば土地は安い。これもこの間書いた通り。東京に住んでいるのは、息子の学校の為と夫の仕事の為だが、夫に至ってはコロナ禍始まって以来100%ホームオフィスになったので余り意味がなくなった(業務内容により先はわからない)。

唯一の問題が、息子の学校。こう書くと「一人暮らしさせればいいじゃない?」と言われることはわかっているし、頭で考えればその方が自立への近道なのもわかっている。

だか、しかーし!

頭でわかっても、私の心が痛むのだ。今まで何度か書いたように(生い立ち知りたい人は遡ってね)小さい頃、一人ぼっちになったらどうしようと常々考えていたせいで、息子を1人にするのが心配で仕方ない。

これは私の生い立ちによる弊害だと思っている。こうして欲しかった、ああして欲しかったを息子にしてやることで、己を癒しているに過ぎない。勿論、息子が一人暮らしをしたいと言うならそれを止めるつもりはない。けれど、聞いてみてもまだ本人にその気はないらしく、その気のない者に君は今日から一人暮らしだと突き放すことも出来ない。

生い立ちというのは自分で選ぶ事は出来ないし、今更変えようもないので致し方ないのだが、色々拗らせてるのが問題だ。この拗らせは直そうと思ってもなかなか思い通りにはいかないから厄介だ。そしてしんどい。だから、息子には人並みの暮らしをさせたかったし、困り事があったら相談にのって、必要なら一緒に解決してやりたかった。お金の心配をせず、習いたい事を習い、行きたい学校に行く。親の懐を常に心配するような子にはさせたくなかった。結果、誕生したのが・・・・





The Princess!!
ザ・プリンセス!!
お姫様!!




うん、男の子やけれど、Princeじゃないんよ。あ、ジェンダーがとかいう話でもない。余りにもお金の心配をさせなかった為に、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない?」みたいなところがある。おかんの口癖は「もったいない」にもかかわらすだ。親の懐を過剰に心配させるような親でありたくなかったけど、全く考えんなとも思っていなかった。

中間ないんかい。

難しいぜ、子育て!!


赤ちゃんの頃から何を成すのも遅かった。産まれたのが予定日10日後。寝返り7ヶ月、1人歩き1歳7ヶ月。心配して保健婦さんに相談したら「慎重さんなだけですよ」と言われた。幼稚園で歌もダンスもなかなかやらず、小学生の時はいつも女子が助けてくれた。中高では男子が。身長が伸びるのも声変わりも遅かった。内面的なこともよそのお子さんと比べれば、成熟度が身長180センチの外見に追いついていない。が、よく言えば大器晩成!ということにしておきたい。

どの子にも、その子の成長段階がありみんな違ってみんないいと思っているが、たまによそのお子さんと比べてしまい、自分の子育て間違ったかなぁと焦りの感情が湧くことがある。ま、焦ってもどうしようもないんやけどね。

これから、おかんが出来ることは「子離れ」。ここまでいまいち「子離れ」について考えてこなかったので、私もこの1年で徐々に手を離して行かねばと思っている。

いや、遅いのはわかってるよ。わかってるけど過ぎ去った過去はどうしようもないやん?(急にポジティブ)(半分キレ気味)

おかんの悩みはつきない、、、。
おかんファイト!

あ、大学生活は楽しいようです。それだけが救い(笑)



※イラストお借りしました。t0m0y0さん、いつもありがとうございます。

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