ハードモードすぎる働く妊婦 トイレで流した悔し涙とうれし涙
こんにちは、Chiyoshiです。
妊娠初期、つわりでグロッキーだった時期に
部長と戦った記録…(笑)について書いております!
勝手に伝えられた妊娠の事実 広まる噂で精神はズタボロに
妊娠悪阻で入院した際に、私の知らないところで
部長が勝手に同僚に事情を説明していて
妊娠が知れ渡る結果となってしまったのですが…。
何を伝えても部長には理解してもらえず、
議論は平行線のまま終わりました。
つわり以降、相棒状態となった女子トイレ、
悔しくて悔しくて涙が止まらず出られませんでした。
そんな時に力になってくれたのが
10年以上前に妊娠・出産を経験した先輩の女性社員でした。
耐えられないのは私のせい? 赤ちゃんに伝えた「弱くてごめん」
この時の私は今思い出してもすごく委縮していて
仕事を休むこと、電車に乗れず始業時間に遅れていくこと、
急にシフトを代わってもらうこと…自分の意思では制御できないつわりに翻弄され、
「すみません」と謝るのが口癖のようになっていました。
これは今は違うともちろん断言できますが、
当時は妊娠している人みんな気持ち悪さに耐えながら働いているのに
私には忍耐力がないんだ、ただ弱いだけなんだ…とさえ思っていたくらいです。
つわりの有無や程度は本当に人それぞれですし、
お腹の中で赤ちゃんを守り、育てているだけで100点だと今なら当時の自分に言ってあげられるのですが…
当時は今までに経験したことがない未知の体の変化についていけず
心も体もボロボロだったんですね。
その先輩の女性にも「実はまだ初期なんですけど妊娠しました。
休んでばっかりで本当にすみません」とお伝えしました。
そうしたら「すみません、じゃないよ。本当に本当におめでとう」と言ってくれたんです。
その言葉を聞いたときに私とお腹の中にいる赤ちゃんは
祝福されていい存在なんだと…妊娠してから初めて会社で肩の力が抜けた瞬間でした。
「おめでとう」に救われた日 道を作ってきた頼もしい女性たち
私より一回り年上のその先輩が妊娠したのは今の私と同じ年齢だったそうで、
今よりも周囲の理解がない中、苦労しながら妊娠・出産・子育てを経験されてきました。
私がいる部署に異動して戻ってこられ、一緒に働いてもう5年くらいになりますが、
残業も多く、子育てをしている人にとっては決して働きやすいとは言えない部署で…
異動を受けるのをためらうくらい迷ったそうです。
でも、昔の自分のように妊娠・出産で周囲の無理解に苦しんだり、
悔しい思いをする後輩たちの力になろうと思って復帰を決めたんだと教えてくれました。
「何でもやるよ、全力で守るよ」って言ってくださって
その頼もしすぎる言葉は産休に入るまでずっとお守りにしていました。
クヨクヨは胸の奥にしまって 元の自分を取り戻す
同時に私自身もこれから同じ道を歩む選択をする女性のためにも
少しでも道を開きたい、選択肢を増やしたいという覚悟を決めることができました。
プライドがなくて、やると決めたらとことんやる。
そういうスタイルで働いてきた7年半、
肩の力が抜けたことで、本調子ではないにせよ本来の自分を取り戻すことができました。
そして、ここから遠慮しない、言いたいことは言う!!と部長と再び対峙することを決めました。
Chiyoshi🐈
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