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読書会記録 年の初めに読みたい本

Chiyoda updateえりこです。2023年。新しい年になりました。今年は長男が小学校に入学。年末までにランドセルや上履きなど準備していました。年始からランニングを始めてみましたが、いつまで続けられるでしょうか。今年こそは頑張りたいです。
 今回は、年の初めに読みたい本をテーマに読書会を開催しました。
 私たちは、月に1回第1土曜の朝、6:00〜オンラインで読書会を開催しています。事前に読んでくる必要はありません。お手元に本を持って、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。

■開催日時 2023年1月7日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加数 3人
■内容 
 それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップ
を目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます

■持ち寄った本
①母親になって後悔してる

②教えから学びへ 教育にとって一番大切なこと

③360度の視点で仕事を考える働き方の哲学

■読みたかった理由
①最近のベストセラー。タイトルが気になった。
②子どもの進学を前に教育や子育てについて考えたいと思ったから。
③人生の中で働く時間がもっとも多いと思うが、どんな働き方が自分を幸せにしてくれるかあらためて年頭に考えたい

■本から得たヒント
①女性が必ず言われる「子どもを産まないと後悔する!」 その逆の後悔については無いものとされてきたが、中には本当に「後悔している」人もいる。分析によると自分を喪失することに対するネガティブな感情や母になることについて事前にきちんと考えていなかった、パートナーの圧力、社会からのプレッシャーなどが原因のようだ。
②そもそも人はなぜ学ぶのか? ・「自分の自己実現」のため、自分が「何をしているときに生き生きするか」を見つけるために学ぶ ・「社会の自己実現」のため、「どうすればみんながいい顔をして生きていける社会にできるか」を見つけるために学ぶ ・「そこにどう自分が関わることができるか」を見つけるために学ぶ。学ぶことで新しい発見が得られ、生活の中で役に立ち、「なるほど」と思えることが増えていく。疑問や苦しみの原因が見えて改善できることもある。学びは喜び
 学ぶ上で大切なこと ・実際の知識を身に付ける前に、その対象となる物に対して子ども自身が深く感じたり感動したり深い疑問を持つ ・本の著者の意見を信じて疑う。さらに対話を繰りかえす ・問いに対して自分で考え答えにたどり着く「問いと答えの間の充実」により自分なりの答え、意味を見いだす
 子どもたちの学びを支えるために教育ができること ・言葉だけを教えるのではなく、子どもの体験に丁寧に言葉を添える ・子どもが熱中し没頭する時間を作ること(これが教育) ・大人が「子どもってこういうのも」と決めつけるのではなく、「子どもって面白いな」と思い続けること
③働く上での心構えとして大切なことは、自分が社会に提供できる価値は何かを考えること。(例「私は仕事を通し〇〇を打っています。〇〇を届けるプロでありたい」)マズローが言う自己実現において自己は、利己を超え、全体性と融和していく。成功と幸福は違う。成功は「定規」をあてて自分の相対的位置をみることであり、他より「多・高・優・強」を狙う。いっぽうで幸福は自分の器をこしらえて器を満たす、さらに満たしたものを他者に分けてあげる、これらの作業自体が喜び。「幸福な働き方を考えよう」

■終了後に
(24時間以内の行動宣言!)
・年末年始に美術展や展覧会に行きました!といった雑談などから、この三連休で子どもたちと楽しく学べる場所を探したい!といった声がありました。
(感想ほか)
・人生において大変なことも乗り越えがたいつらいこともどうしても起きてしまうが、それは「自分の人生に厚みをもたせてくれる」と俯瞰してとらえられるような度量を身につけていきたい、「ものごとはすべて受け止め方次第」という意見もありました。

■次回は!
2月4日に千代田区との共同イベントを企画しています。
よろしければご参加お待ちしています!


1月7日の読書会にて




イベントに参加された後で、ご負担のない範囲で「楽しかった」「また参加したいな」という前向きなお気持ちになったとき、サポート(投げ銭応援)していただけたら嬉しいです。