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読書会記録 雨の日も元気をくれる本

6月です。梅雨入りして少しスローペースになりがちですが、今回は、雨の日も元気をくれる本をテーマに読書会を開催しました。
 私たちの読書会は、月に1回第1土曜の朝、6:00〜開催しています。
早起きできたら、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。

■開催日時 2022年6月4日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加人数 4人
■内容 
 それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップ
を目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます

■持ち寄った本
①13歳からのアート思考

②エシカルワークスタイル


③日日是好日

④LEAN IN

■読みたかった理由
①副題に「自分だけの答え」がみつかる、とある。 つい、正解を求めがちだけど正しい答えなんて誰も持っていないことの方が多い中で、自分だけの答えの見つけ方、のヒントを得たい。
②知人に紹介してもらった本。「エシカル(倫理的」なワークスタイルとは? 実現に向けてできる一歩は?を知りたくて。
③前から気になっていた本。茶道は、季節を楽しむものなので、雨の日を楽しむヒントがあるかと思い。
④昨日ニュースでシェリル・サンドバーグが退任することを知った。大きな影響がありそう、とのニュースだった。あらためて”一歩踏み出す勇気”を得たいと思った

■本から得たヒント
・中学校に入ると美術が嫌いになる、というデータがある (小学生・中学生に聞いた好きな科目、で、美術が最大の下落幅) 絵を描く、ものをつくる、アート作品の知識を得る、という授業スタイルが、実は個人の創造性を奪っていく。これは、苦手意識の元凶なのでは。
・アーティストは、作品を生み出す過程で 1)自分だけのものの見方で世界を見つめ 2)自分なりの答えを生み出し 3)それによって新たな問いを生み出す この思考プロセスがアート思考。これこそが美術と言う本来の役割。子供はみんなアーティスト!
・エシカルとはすべての命を大切にする姿勢 (働く人の命やウェルビーイングも大事にする) 守りたい人がどれだけいるかで世界は変わる 。自分ごとにする「余裕」と「自信」を 。自分の状況をメタ認知できるスキルを身につけると人生の幸福度はかなり変わる
・季節によって炉が違う、お茶碗などの道具、お花も違う。季節は4つだが、二十四節気(大寒、→花を飾ってみる、季節の行事を大切にしてみる(雛壇や兜を飾る、旬のたべものを食べる)雨や風が、畑の作物を育てていて、命につながっている。今、ここにいること(を楽しむ)
・私に必要なことは、適切に言葉を選んで(自分にとっての)真実を伝えることだと感じた(他人の真実と自分の真実は違う)。シェリルは、両親がより公平に家事を分担している家庭=真の公正な社会 (偏った社会的期待も存在しない)を早い段階から目指して夫にも理解をしてもらってここまで来たのだと感じた。女性には大きな決断、小さな決断、両方の瞬間が訪れる。それが積み重なっていく。本当の最後まで諦めないで!というシェリルのメッセージを感じた。

■参加者の感想(前回のものも含む)
・いつも素敵な朝時間をありがとうございます〜一人で本に向き合うだけでは得られない多様な見方が盛りだくさんで本当に楽しかったー!時間足りなかった!
・本というツールを通じて、皆さんの多様な価値観に触れ、互いに思考を深め合える貴重な時間でした。

■終了後に
・この後子どもたちと公園で花や木を意識していつもと違った見方をしてみたいと思う。
・子どもたちが自ら水たまりに入って遊ぶときなど、また汚れちゃうな、と嫌がるのではなく、一緒に楽しめるような気持ちを持とうと思った。
・今私たちが頑張れるのも、他の方が少しずつ”一歩踏み出して”くれたおかげと思うと、自分も前向きに踏み出す勇気が持てる気がしました。

次回は7月2日(土)6時〜です。どなたもウェルカムです!

朝6時から今回もZoomにて

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