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カルチャーは「ひと」が作る。社員数が急増したPlug and Play Japanがやってみた、企業文化を作る取り組み。

Plug and Play Japanでは、この1年でメンバーが46名から62名へと増えました。2年前から比べるとほぼ倍近い勢いです。私が2年前に入社した当時はまだ30名に満たなかった組織。それなりに「顔が見える距離」ではありましたが、今年になると「…誰?」という状況になることも。

そこで2021年の締め括りに、Plug and Play Japanが今年チャレンジしてみた、自分たちの企業文化(コーポレート・カルチャー)を醸成・体感するための施策をご紹介します!!


1. Shuffle Lunch!!

今年1月から始まったこの企画。オフィスが3拠点、メンバー数が50人に近づき、いわゆる「50人の壁」と言われる組織の問題が見え始めた時期でした。コロナ下でリモート勤務が推奨される中、チームメイト以外の人とのコミュニケーションを活性化させる目的で始まりました。

やり方は簡単。ランダムにメンバーをシャッフルし、グループ分けをして、月に1回オンラインランチをする取り組みです。ランチ代は会社が補助。最初はお互いぎこちなかったメンバーも、回を重ねるごとにいろいろな顔を見せるように。

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(シリコンバレーから参加できるメンバーがいるのも良いところ!)

ちなみにこの企画を提案したのは入社して2週間のPR Manager。新人だろうがインターンだろうが臆せずどんどんアイデアを出してやりたいことを実現していく人がいて、それをサポートしていこうとするのがPlug and Play Japanという会社なのかなと思います。


2. Shuffle Day!!

Shuffle Lunchの好評を受けて、拡大版として実施したのがShuffle Day。ふだん異なるオフィスで働いている人たちが別のオフィスで1日働いてみる、という試み。緊急事態宣言が終了した11月後半に2回に分けて実施し、東京メンバーは京都または大阪へ、京都と大阪のメンバーは東京へ、という全社員リアルシャッフルを行い、それぞれふだん接することのないチームメンバーとの交流を深めました。

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(京都南禅寺禅センターにて。撮影時のみマスクを外しました)

いつもと異なるオフィスで働くこともそうですが、他拠点のよさを発見したり、自分の所属する拠点のよさを紹介したりするのも目的の一つ。各拠点それぞれに趣向を凝らしたおもてなしで他拠点のメンバーをホストしました。

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(クリスマスマーケットで乾杯)

「自分たちのよさを知ってもらう」「相手の良い部分を見つけてそれを認める」というコミュニケーションの練習ともなったこの試み。日々慌ただしく働いていると、どうしても自分の働いている場所やチームのことだけを考えがちで、他の拠点や部門の人に対しては無関心になりがちですが、社員全員がこうやって”せーの”で入れ替わることで、他の拠点で働く仲間のことを”みんなで”理解する共通体験を持つことができました。


3. e-Undokai

全社員が一同に集まって一緒に何かをすることが難しい中、リモートでのチームボンディングのために実施したのがe-Undokai(ビデオゲームを使ったオンライン運動会)。チームの結びつきを強めるため、今回は東京/京都/大阪の拠点ごとに別れて対抗戦を行いました。
ゲームをやったことがある人もない人も一緒に楽しみ、ミスした人を責めないのがルール。zoomで会場の雰囲気をお互いに感じ取りつつ、Nintendo Switchで盛り上がりました。

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Plug and Play Japanでは定期的に誰でも新規事業や新規カルチャー施策の提案が出来る体制があり、メンバーからの公募により実現したe-Undokaiでした。リモートワークによる運動不足とコミュニケーション不足を解消することができました。
ゲーマーはそんなに多くないのですが、勝負事になるとがぜん熱くなる人が多いPlug and Play Japan。あと何かしらにつけ、社内で授与される賞品はお肉が贈呈されることが多いです。


4. Phillip’s Column

Plug and Play Japan代表のPhillip(社内では”フィリップ” “フィリップさん”とファーストネームで呼ばれています)はとてもフレンドリーな方ですが、メンバーが50人を超え、かつリモートワークの状況では一人一人と向き合うことが難しくなってきました。そこで5月からスタートしたのがPhillipによるマンスリーコラム。テーマに沿って直筆のメッセージをイントラネットであるNotionで全社公開しました。

「オープンコミュニケーションについて」
「Plug and Play Japanを立ち上げるまで」
「面接で重視しているポイント」

などなど、どれも”大切だけれど、時間をとって一人一人と話すのが難しい”トピック。

Phillip自身の言葉で語られている文章と、毎月きちんと筆をとっているという姿勢から、メンバー一人一人を尊重していると感じられるコラムです。

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ちなみに「外部に公開しないんですか?」と聞かれることもよくありますが、今のところは社員限定です。(読みたい人は、ぜひPlug and Play Japanにアプライしてください!)

5. Movember

 「Movember Challengeやりませんか?」というメンバーの自発的な声がけから始まったこのチャレンジ。一ヶ月間ヒゲを剃らずに過ごすことで、男性特有の疾患(前立腺がん・精巣がん)やメンタルヘルスなどへのアウェアネスを高めることを目的としたイニシアチブです。Plug and Play Japanからは12名が参加し、その経過を報告するとともに、US$140の参加費を寄付しました。

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一ヶ月後かなりインパクトのある見た目に変化した人もいましたが、それもまたご愛敬。(本人の了解をとれなかったので、途中経過の写真だけを載せます)

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6. Bonenkai!!

「メンバーみんなで集まれる機会を!!」という悲願が達成されたのが忘年会。感染症対策を講じたうえで、インターンも含め、総勢53名で青山のMORIO STUDIOを借り切って行われました。

テーマは「正装」。リトルブラックドレスからボウタイ、タキシード、イブニングドレスに到るまで、それぞれの個性を生かしたドレスアップで集まりました。いつもと異なる装いで集まることで、その人の意外な一面が見れたり、その人らしさがより強調されたり。基本的に、Plug and Play Japanは何に関しても全力で取り組む人が多いです。

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(Plug and Play Japanお約束のHengao。撮影のためマスクを外しています)

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今年は社員だけでしたが、来年はスタートアップや企業パートナー、スタートアップ・エコシステムに参画されているみなさんをお招きして集まることができる社会情勢になっていれば良いなと思います!

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コロナ禍のこの2年間で、社会もPlug and Play Japanも大きく変わりました。でもPlug and Play Japanのカルチャーは、最初から一貫して変わっていないなと2年を経て思います。


コミュニケーションを厭わないこと。
自分たちが何を大切にしているかを明確に伝えること。
お互いを認め合い、励まし合うこと。
相手の立場にーー時には物理的にーー立ってみること。
コミットすること。
“Playfulness(遊び心)”を忘れないこと。
お互いの働きをねぎらい、楽しい時間を一緒に過ごすこと。


そしてそれらは”オープンイノベーション”という、私たちがかかげる目標を達成するのに必要なカルチャーだとも思います。


このようなPlug and Play Japanのカルチャーに共感してくださる方々と、来年もたくさんお会いできるのを楽しみにしています。Wish you all a Happy New Year!!

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