[アニメ感想] 機動戦士ガンダム 水星の魔女:人間が行きつく究極の狂気を見せられたようだ
私のガンダム歴を簡単に書いておくと、初代ガンダム、Ζガンダム、逆襲のシャアだけ見てます。
なので、ガンダム知識はゼロではないけど、だいぶブランクのある状態で『水星の魔女』を見ました。
そんな私でも、「これはガンダムである」と思えるような世界観だったし、同時にとても新しい感じがしたのがすごかったな。
私が知っているガンダムは、戦争に子供(ティーンズ)が巻き込まれるというテーマが根本にあったように思うんだけど、『水星の魔女』もがっつりそれだったなと思います。
物語の舞台は学園。企業や出身地によって派閥がある。
最初は一見平和に思えるエピソードが展開される。
なんだけど、大人たちの様子がだいぶおかしくて、平和に見えても狂っている世界なんだってわかってくる。
ぞっとするような狂気の世界なんだよ。倫理観がぶっ壊れると人類はマジでここまで行くんじゃないかなって恐ろしくなった。
この『水星の魔女』では、シリーズで初めて女性の主人公で、戦争が企業間のビジネスとして行われているあたりが、とっても新しく感じた。
物語も、誰が黒幕なのかよくわからないし、狂っているのはどっち??? とか、どんどん登場人物たちの印象が変わり。…個々の関係がすごく複雑で入り組んでいて終始議論の尽きない内容だった。
最後の最後まで、本当に着地点画見えなくてずっとハラハラソワソワして見たよ。
シリーズ史に残る名作なんじゃないかな。
※他のを見てないくせに言う。
テーマソングも全てよかったです。
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