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[アニメ感想] もののがたり:物に宿る神々と人間の戦いのお話

≪ネタバレはありません≫

アニメ『もののがたり』の情報
ホラーファンタジー / 24話 / 日本
放送時期:2023年

長い年月、人に使われたり使われなかったりしてきて、何かしらの念が宿った道具を付喪神と呼ぶ。
人の姿に似ているけど、一般人には見えず。特殊な能力を持ち、人を助けたり害をなしたりする。

この付喪神を鎮めたり協力させたりする能力を持った塞眼さえのめと呼ばれる人々のお話。

主人公の兵馬は、代々 塞眼を担う家系に生まれたが、頑固で頭が固く、いろいろあって付喪神を悪としてしか見ておらず、手当たり次第に祓ってしまうために、心を入れ替えるため、塞眼たちとは全く違う付喪神との関わり方をしている 長月家へ修行に出させる。

そこで出会った長月家当主は自分と同じ歳くらいの大学生 ぼたん だった。

彼女は大きな屋敷で独りで暮らしており、彼女を守っているのは婚礼調度と呼ばれる嫁入り道具一式の付喪神たちだった。

付喪神と生活を共にするなど、どうしても受け入れられない兵馬は初見から無礼な態度をとってしまい、婚礼調度たちに警戒心を抱かせてしまうはめになる。
こうして兵馬の長月家での居候生活は、ぎくしゃくしたスタートを切るのだけど、そんなことを言っていられないくらいに、いろいろな事件が勃発し、彼らは協力せざるを得ない状況となっていくのだった…。

バトルアクションが多めです。

兵馬という奴は、クソ真面目で頑固で頭が固く思い込みが激しくて、こうだと決めたら真っ直ぐに突進していくタイプである。
人の感情を感知するのに疎くて、強いけどポンコツロボと言った雰囲気の奴なんだ。

ぼたんと暮らしている婚礼調度の付喪神たちの方がよっぽど人間ぽく見えるほどに。

一方のぼたんは、過去に何かあったっぽい雰囲気はあるものの、普通の女子大生な女の子だ。

兵馬にとって長月家は全てが異質であり、長月家にとっても兵馬は異質な存在である。
そのちぐはぐな感じが物語の面白さをどんどん後押ししてるように思ったよ。

主な舞台が京都であり、付喪神という存在とも相性がよいし、いろいろな方針で付喪神と関わる塞眼の家系が出て来たりして面白い。

また、付喪神に中にも、婚礼調度の他にも塞眼と契約を交わしている特例の付喪神などがいて中二心がくすぐられるのだ。

終始和風なところもよいです。

第二章のOPがかっこよい。

参考になった!という人はスキをお願いします!

『もののがたり』
<あくまでも私的な評価>

ストーリーの面白さ:★★★★☆
ストーリーの意外性:★★★★☆
キャラクターの良さ:★★★★☆
映像の美しさ   :★★★★☆
動きのかっこよさ :★★★☆☆

<チェックポイント>
・舞台:現代京都
・キーワード:付喪神

・グロ:多少
・色恋:?
・お色気:なし
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:なし
・美少女:なし

・原作:漫画

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

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