[海外ドラマ感想] メンタリスト:人の心理を全て理解しているはずの彼は超絶空気読めない
『メンタリスト』という言葉は、日本ではその肩書を持つ有名人がいるので説明はいらないかな。
この物語の主人公パトリック・ジェーンは超人的な記憶力と観察力を持ち合わせていて、それにより人の行動を読み、そして時に操ってしまう能力の持ち主だ。
物語の開始時点では、その能力を活かし、犯罪コンサルタントとして州警察局で働いている。
犯罪現場に残されたものや、容疑者たちの言動から事件を解決していく、基本的には一話完結型の刑事ものドラマである。
なんだけど、何しろこのパトリック・ジェーンという奴がすごいクセ強なもんで、彼を取り巻く人間関係もドラマの面白さの刺激的なスパイスとなっている。
そして、だんだん彼のおぞましい過去も明らかになっていく…。
パトリック・ジェーンは、相手のことは何でもお見通しで、どうしかけたらどう動くのか、などなど人のことを見誤ることがほぼない。
それで、どんなに狡猾な犯人でもボロが出て捕まってしまう。
面白いのが、パトリック・ジェーンがめちゃ嫌な奴ってとこかなw
人のことを解っているはずなので、図星を言ったら相手は不愉快になるだろうなとか知ってるだろうに…、事件現場だろうが、どこだろうが、失礼なことを言いまくる。
完璧に空気を読む人が、超絶空気読めない…というか、あえて空気読まないという。
AKYなんですよ。
そんなもんだから、最初は「なんだこいつ…」みたいな感じで嫌厭されちゃうのだけど、芯はぶれないし結果も出すので、付き合いの長い人たちからは、絶対的信用を得ている。
なんか知らんうちにみんなパトリック・ジェーンを愛しちゃうんだ。
そういうドラマです。
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