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[海外ドラマ感想] LOST:想像の遥か彼方上を行く驚愕の世界観

≪ネタバレはありません≫

SF・ファンタジー・多様性展開 / 全121話 / 完結済 / アメリカ
放送時期:2004~2010年

『スター・ウォーズ』続三部作の J・J・エイブラムスのドラマである。
代表作と言ってもいいかもしれん。

他に類を見ないすごいドラマと思う。

あらすじとかドラマの場面とかサッと見ると、漂流サバイバル系の物語に見えるかもしれないけど、めちゃSFだしファンタジーだったりするのだ。

物語はシドニー発ロサンゼルス行きのオーシャニック815便、ボーイング777-200が太平洋の無人島と思われる島に墜落するところから始まる。

機体がバラバラになるほどの悲惨な事故だったにも関わらず48人が生存する。

彼らは協力しあいながら、ベースキャンプを作り救助を待つことになるのだが、徐々にこの島の異常さに気が付き始める。

そこにいるのは怪物なのか幽霊なのか、それとも人間なのか…。

物語が進むにつれて、かなり想像の上を行く事実が明らかになっていく。

このドラマは、複数人の主人公がそれぞれバラバラの事情をかかえていて、各人の物語が並行して進行していく多様性展開という手法が取られている。

たまたま乗り合わせた乗客たちの現在過去未来が入り乱れて、はっきり言って、震えるほど面白い。

全員やばい奴なんで。

このような展開は、スティーヴン・キングの小説『ザ・スタンド』の影響もあるそうだ。

実は私は、もう中毒と言っていいほどのスティーヴン・キング フリークである。

『LOST』を見ながら、何となくスティーヴン・キングのDNAを感じる…と思っていたら、ご本人もちょいちょいこのドラマに関与してたとのことで納得。

ちなみに、小説『ザ・スタンド』レビューは中途半端に作りかけの自分のサイトで書いてるので興味があったら読んでね。

・・・・

話をLOSTに戻そう。

主人公たちが辿りつく島は謎に満ちている。

その全貌は最終シーズンになるまで明かされない。
この最後の展開は賛否両論あると思う。

何しろ、ぶっ飛びすぎなので。

私は嫌いじゃない。いや、むしろこういう滅茶苦茶になる感じは好物である。

そんな中で最後の方にさりげなく挿入されるシーンに隠されたメッセージに気が付いた時に、私の両目から涙が溢れ出てしまった。

人間が辿りつく先は、そう、そこなのかもしれない。

参考になった!という人はスキをお願いします!

<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★★
ストーリーの意外性:★★★★★
キャラクターの良さ:★★★★★
映像の美しさ   :★★★☆☆
動きのかっこよさ :★★★☆☆

<チェックポイント>
・舞台:現代アメリカ
・キーワード:無人島/飛行機事故/サバイバル/センスオブワンダー

・グロ:少々あり
・色恋:いろいろあり
・性描写:まあまああり
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:〇
・美少女:〇

・原作:オリジナルドラマ

・概要:
飛行機の墜落事故から奇跡的に命を取り留めた48人は、降り立った島で何を見るのか…。

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

これが好きならこれも好き?

↓注:ホラーが大丈夫なら

評価基準についてや、私の好みについてこちらにまとめています。


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