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1歳連れ和歌山~白浜旅
自宅から車で出発。和歌山市まではあっさりついたがそこから白浜までは結構あった(車で寝てしまっていたので定かではないが)。白浜に到着、こじんまりとしたエリアに観光スポットが散在、それなりに遠いようで近い、近いようで遠い感じの距離感。車で移動する土地だと思う。
白浜水族館周囲へ行ってみる。夕日を見るのに絶好のロケーションである。独特の形の小島もあり、早速ベストビューを見つけてしまう。海が見えるカフェに行こうと思っていたが、試しに行ってみたところはものすごい人で諦める。夕刻になってきたので他のところも探さず宿へ。
宿は古くからある観光ホテルを今っぽくリニューアルされている感じ。部屋も浴場もオーシャンビューで気分が良い。これまで数々の旅行をしてきたが、温泉と謳っていても大型ホテルのお風呂はどうしてもぬるい傾向にある。今回も同様。やや消化不良だが仕方ない。みんなで夕食。子どもの食事量がかなり増えてきたので食べさせるのも時間がかかる。食事が終わってもじっとしていることが難しいのでこぼしたり拭いたりを繰り返す。どうしてもビールの泡は消えるし、冷たいお刺身やあたたかい煮物は食べられない。隙を見て仕事のときよりもさらに急いで胃に流し込む。なにを食べたのかよく覚えておらず残念。
部屋に帰り、再度入浴。ぬるいのでお風呂は何度でも入る。売店でおとなの時間のためのお酒と、おつまみを購入。ホテルや旅館の売店のおつまみの選択肢はなぜこうも限られてしまうのだろう、そして割高。でも買ってしまう。子どもは疲れもあり割とあっさり寝てくれる。だらだら食べて飲んでしゃべって、良い時間になり就寝。
翌朝、がんばって早起き。子どもが起きる前に一風呂浴び、空いている大浴場の洗面台で身支度を済ませてしまう。朝食、バイキング。自分が食べたいものを集めるのも楽しいが、子どもが食べたいものを想像して集めるのも楽しいことがわかった。夫と交代で料理を取りに行ったり、食べさせたりする。全員お腹いっぱいでチェックアウト。
アドベンチャーワールドへ。開園前に到着することになり時間が勿体ない感じがしていたが、着いてみると某ディズニーランドのように入場ゲートに人だかりがあり驚く。推しのアイドルやアニメキャラクターのように、推しのパンダのグッズを抱えた方たちを見かける。パンダはアイドルなのだと実感する。しかし入場するとすぐにパンダを見てしまいなんだか呆気ない。朝一番だったからか活気あり、ぱくぱく笹を食べる姿を見ることができた。子どももちゃんとテンションがあがる。
アドベンチャーワールド内の動きは割愛する。パンダを見て、サファリを巡り、うさぎのような小動物とひとしきり触れあう。鳥インフルエンザが流行したばかりとのことで鳥類の展示はすべて中止であった。レストランで昼食、うどんやカレー、オムライスなど鉄板のメニュー、パンダをテーマにしたものが多い。帰りの時間もあるため、もう一度パンダを確認して退園。海の生き物のエリアももっと見たかった。お土産はもちろんパンダのぬいぐるみ。
白浜を後にし、和歌山に向かう途中の海沿いのカフェで休憩、前日逃した「眺めがいいところでお茶をする」ミッションが達成できて嬉しい。子どもとカフェに行くと、注文したスイーツはシェア、というかほとんど食べられてしまうのだが、それも自分が食べ過ぎない方策としてはいいし、大して不満感も募らないので不思議である。
今回の旅での学び
1:ヒップシート
歩いたり抱っこしたり寝たりしている月齢の子どもではヒップシートは便利。一応普段の抱っこひもも持って行ったがほぼ使わなかった。ヒップシートは嵩張るのが難点だが収納力もあり、慣れてしまえばかなり有用かもしれない。が、やはりださく見える。もう少しスタイリッシュでかつ収納力と身体への負担、抱っこの安定感を兼ね備えた商品の登場に期待したい。
2:土地勘がわからず効率よく回れなかった
初めて行く土地では、初日のお店の候補3つくらい決めておくこと、大まかでもその地理情報を把握しておくこと。車の場合、到着してから地理を把握するのにやや時間を要するのと、ナビを入れたり道を間違えたりするのは細かな時間のロスである。予測がつかない子連れ旅では準備が大事。
3:よくばらない
狙っていたお土産や行きたいスポット、観光地で目当てにしていたところなどについて、とにかく欲張らないこと。全部回ることで得られる達成感は、みんながストレスなく過ごし楽しい思い出を作ることに比べれば、優先度として無視できる程度のものである。お土産は大体ネットで買えるし、未練が残るようなスポットはまた改めて行けば良い。本当に気に入ったところならば何度もリピートして達人になるのもひとつである。
子連れ家族旅行の形は、子どもの年齢によって全く姿を変えるものだと痛感した旅行になった。0歳と1歳でもこんなに違うのだから、幼児期、学童期になれば尚更だろう。旅行好きとしてはどんなプランを考えるのがいいのだろうと、また楽しみが増える。
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