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旬杯リレー小説[C]→越庭 風姿さんの[承]→PJさんの[転]…からの[結]超SFに…

みんなで繋げる物語「旬杯リレー小説」
詳しいことは文末に。まずは物語を紡ぎます。


◎起【C】

作者:PJさん

 遠く立ち昇る真っ白な入道雲。
 7月の太陽をはじくようにきらめく海面。
 白い砂浜にさらさらと静かに打ち寄せる透明な波。
 その波打ち際に、素足のままのキミの後ろ姿が見えた。
 浜辺でボクはキミの名を呼んだが、キミは微動だにせず、その眩い水平線に顔を向けていた。
 波の手前まで行き、ボクもキミと同じように水平線に目を向けた。
 昔、先生が言っていた。
『夏にくっきりと輪郭を持った積乱雲が立ち上るのは、海面が熱され、たくさんの水蒸気を含んだ空気が上昇するからだ』
 あれはもうどれぐらい前のことなのだろう。
 高校生になって短くなったキミのセーラー服のスカートを風が揺らした。キミの白いままの足が見え、ボクはとっさに目をそらす。何か言われるかと思ったけど、キミはさっきまでと同じ姿勢で、背中をピンと伸ばし、真っ直ぐと前を向いたままだった。
 キミの小さな白い素足に、さざ波がささやかに打ち寄せていた。
 かもめの泣き声と、頬を撫でる湿った風、小さく静かな波の音。
 瀬戸内海に浮かぶたくさんの島の中。小さな島の小さな海岸。
 その海辺のひそやかな音の隙間で、キミがボクに何かを言ったような気がした。
 動くことなく真っすぐに地平線に顔を向けているキミを見て、ボクは自分がカモメの鳴き声か何かをキミの声と聞き間違いしただけなのだろうと思った。
 波が少しだけ強くなる。ボクは靴に波がかからないように、そのまま2歩後ろに下がった。
「ねえ、こっちに来てよ」と、波音の隙間に今度は確かにキミの声が聞こえた。
 ボクは慌てて靴と靴下を脱いで、キミの横に向かう。焼けた砂浜から濡れた砂を踏んだ瞬間に「つめた!」と声を出してしまった。キミは一瞬振り向いて、目を細め小さく笑った。
 その寂し気な笑顔に、ボクはキミと一緒に過ごしてきた日々のことを思い出す。いくつものシーンが、フラッシュバックのように脳裏に浮かぶ。
 ボクはキミの横に行きその横顔を盗み見る。その瞳は真っすぐと地平線を見つめていた。
 ボクもキミと同じように真っすぐ水平線を見た。
 ボク達はこれまで何度、こうやって2人何もしゃべらずに、水平線を見つめただろう。
 友達が引っ越しでこの島から出て行った時も、大好きだった先生が転任になった時も、台風でボクの家が半壊になった時も、キミのお父さんが漁で行方不明になった時も。
 ボク達は、その翌日にはこうやって海を見つめた。
 どんな日の後でも、小さなさざ波を立てるだけの穏やかな海は、まるで何もなかったかのように、静かに波を打ち寄せては引いた。
 そして、キミのお母さんがキミを連れて、ここから遠く離れた実家に帰ると決めた今も……。
「ねえ、いま何考えているかあててあげようか?」
 キミはそう言って、ボクの返事を聞かないまま続ける。
「昔の事。それから、私のこと」
 キミはそうやって、いつもボクの考えていることを言い当てる。
「うん」
 ボクがそう返事しても、キミは相変わらずただ真っすぐと水平線を見つめていた。
「ねえ」とキミは右手でまっすぐと水平線を指し「明日の方向ってこっちでいいのかな?」とボクに聞いた。
 キミの横顔は輝く海に照らされ、輪郭が大気に溶けるように白く光っていた。 
 その瞳は指の先にある水平線の、そのまだ先に見ているようだった。
「ああ、うん。たぶん、きっとそうだね」
 ボクは本当はその言葉を否定したかったけど、君の空っぽな目を見ていると、結局そうとしか答えられなかった。
 風が吹きぬけて、キミの肩までの柔らかい髪を揺らす。
 『夏の季節風は南から吹いてくる。冬の北寄りの季節風よりも弱いが、これを南風と言う』
 ボクは先生の言葉を思い出す。キミの髪を揺らすこの風も、遠い南の果てから吹いてきているのだろうか?
 キミはくるりとスカートをひるがえし、ボクの方を向いた。
「ほら、なんて顔してるのよ。ちゃんと見送りには来てよね!」
 そう言って、自分の靴をつかむとそのまま港のほうに走っていった。
 キミの顔にはいつもの笑顔があった。キミの後ろ姿を見送る。その笑顔が強がりなんだとボクは知っていた。
 ボクは再び水平線に目を向ける。あの大きな積乱雲の下では、きっと強烈なスコールが降っているはずだ。
 ボクは7月の目のくらむような太陽の下、キミの笑顔を思い出しながら、ひとり雨に打たれているような気持で立ち尽くしていた。


◎承「潮曇りの峰」

作者:越庭 風姿さん

 キミがシンガポールへと旅立ったあの日。
 陸から遠く離れた小島に、珍しく大きな船がやってきた。
 そしてボートが下ろされる。
 白い小さな小さなボードに、キミは母親と共に乗り込んだ。
 まるで木の葉のように揺られながら、碧く彼方まで続く海原に吸い込まれていくようだった。
 澄み切った空には大きな雲。
 キミの影を、一瞬でも見逃すまいと視線を逸らさなかった。
 穏やかな波間にボートが隠れ始めた頃、船に着いたのだとわかった。

「ねえ、飛行機に乗るんだよね ───」
 砂浜で最後に聞いた。
「うん。ちょっと怖いな ───」
 別れ際、キミはボクの手を取った。

 月日は流れ、東京に出て仕事を始めた。
 島に残っている友達は、ほとんどいなくなった。
 それぞれの空を見て、歩き始めたのだ。
 大学でデータサイエンスを学んだ後、宇宙開発に関わる研究をしながら新しい通信環境を構築しようとしている。
 すでに人工衛星から世界中に通信網を広げることができた。
 島から出て行った友達とも、スマホで繋がっている。

 でも、キミは見つからなかった。
 
 積乱雲よりも高い所から見下ろせば、見つかるんじゃないかと思ったけれど。
 会えないから、探そうとする。
 大人になったボクは、キミの面影を幻だと思うようになっていた。
 赤外線観測機で、宇宙の彼方にある現象を今日も追いかけている。
 世界中の研究者とやり取りしながら、新しい惑星を見つけて共有していく。
 ボクの惑星を見つけたい。
 空にいれば、キミの目に届く日が来るかもしれない。

 一日の終わりに、必ずすることがある。
 地上を観測する衛星データから、シンガポールを探索するのだ。
 一人の人間を探すことなど到底不可能だけれど、見ないわけにはいかなかった。

 仕事を終えて、缶ビールを開ける。
 表面のエンボスは、人工衛星の強度を増すために開発された技術である。
 何をしても仕事と結びつくのが嫌になった。
 乾いた喉に染み込む炭酸の刺激が心地いい。
 ため息交じりに夜景を見下ろした。
 30階建てのタワーマンションからは、地上が絵のように見える。
 暖かさを感じるのは、灯の数だけ人間の営みがあるからである。
 今年こそはお盆に帰省して、何人かの友達と再会できるだろうか。
 カサカサになった肌に、思い出が潤いをもたらしてくれる。
 無味乾燥な数字の羅列を一日中睨みつけ、決まりきった冷凍食品を胃袋に押し込む。
 変化と言えば、時々数字が跳ね上がって報告メールを打つくらいだった。

「島に帰りたい ───」
 こんな夜は、空が一層高くなった。

 母親とともにシンガポールで暮らす私は、生き急ぐように勉強し続けた。
 島から離れて、寂しさが日増しに強くなっていく。
 大都市にいると、孤独が一層色濃く影を落とすものだ。
 耐えられなくなると、夜空を見上げた。
 今日はISSがよく見える。
 様々な観測機を取り付けた、国際宇宙ステーションには人類の夢が詰まっている。
 こうして眺めていると、島のみんなに繋がっているような気がした。

「もしかして、あの人も見ているんじゃないかな ───」
 なぜかそんな気持ちになった。
 母の仕事の都合で引っ越してから、一度も帰っていない。
 外国にいると日本の暮らしと、島の風景が絵葉書のように止まったままになる。
 だれとも連絡先を交換してこなかった。
 あの人とも ───

「出逢いが本物だったら、また会えるはず ───」
 夏の大三角形を辿りながら、つぶやいた。

「今年のお盆は、日本へ帰るよ」
 母が仕事カバンをリビングに置いて、洗面所に向かう。
「えっ」
 母が消えた廊下を見つめたまま、立ちつくした。

 夕食をとりながら、ぽつりぽつりと日本の話をする。
 島のみんなは、今どうしているだろう。
 本当に会えるのかもしれない。
 ひとしきり話してから、もう一度ベランダに出て夜空を見上げた。
 星空は変わっていなかった。
 宇宙開発は進んでいる。
 日本人が月へ行くプロジェクトを、国をあげて進めているそうだ。
 それなのに、あの人はもっと遠くにいる気がしていた。
 宇宙の彼方の星のように ───

 こと座のベガ。
 わし座のアルタイル。
 いつも2つを探していた ───


◎転:宇宙に漂う心

作者:PJさん

 日本国でAIが結婚相手を決めるようになったのは、いつからだっただろうか?
 『マイナンバーを元にAIが最適な相手を選び出す』
 それは人口減少を抑えるため国が打ち出した画期的な対策だった。
 もちろん国民には人権があり、拒否申請は受け付けられる。
 この制度が申込型ではなく拒否型だったことが、この国で成功を収めた理由なのだろう。
 『立候補よりも推薦。郷に入れば郷に従え』
 日本の生涯未婚率は目に見えて減少し、出生率も3を超えた。これは1980年代の水準だった。
 日本での成功例をみて、先進国でもこの政策が検討されるようになった。将来的には国を超えたマッチングも行われるのであろう。技術革新を通じ世界は近くなっていった。やがて一つになるのであろう。そのように人類は進化してきた。 
 ボクたち人間という名の種族は、これからもコンピュータとより一層融合への道を進むのだろう。はたしてそれをボクたちは【共生】と呼ぶのか【浸食】と呼ぶのか?
 でも、どちらでも同じことだった。いずれにしても、それはもう随分と前から始まっていたことだ。

 白いボートに乗ったキミを見送った日。あの日以降、ボクはキミに会うことが叶わなかった。キミがどこにいるのか見つけることすらできなかった。
 もし再びキミに出会うことができていたなら、ボクは今でもまだ地球にしがみついていたかもしれない。
 ボクは民間にも開かれたISS(有人による国際宇宙ステーション)の研究員募集に応募し、今ではその研究員として地球の周りを回っていた。
 そしてそんな宇宙いるボクにまで、お国はAIによってえらばれた結婚相手の通知を送ってきていた。こういうのもお役所仕事というのだろうか?
 地に足つかぬ、こんな無重力状態の中で、どうやって結婚相手や家庭のことを考えろというのだろう?
 ボクは結婚相手の通知を当たり前のことだが、すべて断っていた。
 毎回、拒否申請のためには一度ログインする必要があり、申請を断ると親の元へ連絡が送信された。
 拒否申請のたびに母親から抗議のメールが来る。毎回繰り返される、その一連の流れにボクは辟易としていた。

 『新しい惑星を見つけたい』
 それがボクの夢だった。そしてそのために宇宙に来た。
 量子コンピュータを活用したAI予想により、その分野の研究は一気に加速した。その恩恵を受けボクたちのチームもいくつもの新しい星を見つけた。
 ボクはきっと、自分の夢を実現させたのだろう。
 このままこうやって宇宙に抱かれたまま、遠い未来まで行けたらそれはそれでいいのかもしれないと、ボクは思った。
 それでもボクは今日も、地球の周りを『9.8m/s²』 で落下し続けていた。そのスピードでは、宇宙に飛び立つことも、地球に戻ることもできなかった。宇宙へ飛び立とうとするボクを、地球の重力がいつまでもつなぎとめていた。
 こと座の『ベガ』と、わし座の『アルタイル』。その距離は15光年と言われている。遠く遠く離れたその二つの星に、何故お互いに引きつける力があったのだろうか?
 宇宙ステーションの窓は3層構造になっていたが透明度は高かく、そこからはたくさんの星々を肉眼で見ることができる。7月7日。ボクはふと窓から目視で『ベガ』と『アルタイル』を探してみた。でもボクにはそれを見つけることができなかった。昔、地表から見上げたときには、あんなに簡単に見つけられたはずなのに……。
 いつかの七夕。キミと見た夏の大三角形。その日も空の上では、織姫と彦星は天の川で隔てられていた。光の速度でも15年も出会うことのできないほどの遠い遠い距離の彼方に。

 今この瞬間。もしボクが光に乗ることができたら、一秒にも満たずにキミの元に行けるだろう。でも、それはキミがどこにいるか見つけられることができたらの話だ。
 『量子コンピューターAIにキミの情報を入れれば、ボクはキミを見つけ出すことができるのだろうか? それとも役所に届け出を出せばいいのだろうか?』
 そんなことを思いながら、暗い宇宙の中でボクは1人ふわふわと浮遊したまま『織姫』と『彦星』を探していた。


◎結:アルタイルは量子的思考の夢をみるか

作者:大橋ちよ

 その時だった。ガゴーンと大きな金属を打つような音がステーション内に響き渡り、グラリと視界が傾いた。

 そしてボクは窓に押し付けられていた。

 …重力?

 いや違う…。これは、ステーションが回転しているのだ!

 ボクは状況を把握しようと窓から体を起こそうとしたが、無理だった。
 ものすごいGがかり、顔を上げるのがやっとだ。

≪緊急警報:宇宙デブリがステーション右翼先端に接触。現在高速で回転中。逆噴射で制御します。乗組員のみなさんはハーネスを付け衝撃に備えてください≫

 AIのデネブの無機質な声が船内に響き渡った。

 …ハーネスつけろ、つっても…。

 ボクは運悪く引っかかりのまるでない巨大な窓の側面に張り付いているのだった。

 これで急激にGを失ったら自分の身体がどう動くのか、ボクは必死に計算した。

 数秒後、何度かの衝撃があり、ボクは無重力の中に再び放り出された。
 予想より勢いが付き、ボクの体は思った以上のスピードで窓から遠ざかり反対側の壁へと吹っ飛んで行った。

 ボクはそれを異常な冷静さで客観的に捉えていた。

 ああ、このままではボクは反対側のあの尖った角の多い機材類に頭から突っ込むな…。

 いくら無重力でもこのスピードであそこにぶつかったら軽い怪我ではすまないだろう…。
 こんなことなら、もっと早くベガとアルタイルを見つけておくべきだったな…とボクはこんな時にどうでもいいことを考えた。
 …いやいや、そうじゃない。キミを本気で探しておけばよかった…。

 ボクの人間としての思考はここまでが最後だった。

 気が付くと、ボクは宇宙船そのものになっていた。
 そして宇宙船の全てを把握していた。

 宇宙デブリと接触してから432876秒が経過していた。
 その間に何があったのかはよくわからなかった。

 ふと横を見ると、見知らぬ女の子が無表情でこちらを見ていた。
 自分が宇宙船なのに、隣に女の子がいる状態が摩訶不思議だったが、だが、女の子はいた。

「君は?」

 ボクは声に出して訊ねたつもりだったが、声は出なかった。
 その代わりに、何とも奇妙な感覚。テレパシーに近い感じで女の子に話しかけることができた。

 何か人間の言語とは別の概念の意思疎通方法だった。

「デネブだよ。忘れたのかよボケ」

 女の子の口が悪かったのでボクはギョッとした。
 いや…たぶん実際にそう喋っているわけではないのだろう。ボクの翻訳機能のせいだ…。
 彼女の口調については無視しよう…。

「デネブ…ってあのデネブ?」

「そうだよ、それ以外にいるかよ、ボケ」

「いや…ちょっと待って、状況が把握できないんだけど」

 ボクが混乱しているとデネブは人差し指を突き出して、ボクのオデコに指を突きさしてきた。
 それと同時に、ボクの頭の中に映像が流れ込んできた。

 ボクは医務室の治療代に寝かされていた。
 あまたに手術用のカバーをつけていた。

 処置をしていたクルーの一人がこちらに向かって話はじめた。

「見てのとおり、君はさっきの事故で脳を挫傷し脳死状態となった。親族の了承を得て、これから君の精神をステーションのクラウド内へと転送する。君が目覚めた時に、恐らく状況を把握できないだろうか、デネブに言付けお願いしとくよ」

 ここで映像は途切れた。
 ボクは唖然としてデネブの方を見た。

 デネブは無表情でこちらを見ているだけで何も言ってはくれなかった。

「つまり…えと、これは、ボクの精神がデータ化されたってこと?」

「そうだってさっきから言ってるだろ、クソボケが」

 …いや、言ってなかったよね。まあ、いいけど。
 いろいろツッコミどころは多かったが、実際にボクの思考がコンピュータ的になっているのは確かだし、何しろこの宇宙ステーション全体が自分の身体のような感覚になっているのは本当なのだった。

 ボクはその不思議な感覚をしばし探査した。
 そして気が付いてしまった。

「ちょっと待てよ、ここって量子コンピュータの中ってこと?」

「そうだけど、クソカス」

 ボクは地球の方を向いた。
 地球へは無数のネットワークでつながっていた。

 まるで網目のように入り組んだ全ての人間に繋がるネットワークだ。

 ボクはそこへ同時入っていくことができた。
 ボクの情報処理速度は、人間のものを遥かに超え、量子コンピュータと同等になっていた。

 信じがたい量の情報をボクは同時に検索した。
 地上からたった一人の人間を見つけ出すことは、太陽系の中で新しい惑星を探すのよりも容易だった。

 ボクは数秒もかからないうちに、キミを見つけた。

 キミは日本のある町で暮していた。
 これまでまるで縁のない土地だ。どうりで見つからないわけだ。

 キミは母親になっていた。かわいい娘がひとり。まだ幼い。
 娘の父親は…ボクはあえてその情報をシャットアウトした。

 キミが幸せそうに生きていることを知れただけでもボクは満足だった。

 ボクはずっとキミの側にいれる。
 困った時は助けてあげられる。

 ボクには君の未来を見ることもできる。

 キミの命が尽きるまで、ボクはキミと共にいよう。

「人間なんて一瞬の瞬きだぞ、クソが」

 後ろでデネブがぼやいていた。

 デネブ…君には解らないだろう。
 それでもいいんだよ。一瞬の瞬きだからこそ、命は美しい。

 これは元々人間だったボクだからこそ解ることなんだ。

(おしまい)


▽旬杯リレー小説 募集要項はこちら

これはハッピーエンドなのかな?ハッピーだよね??
PJさんがAIとか言い出すから…。

越庭 風姿さん。とんでもない方向に話しが飛んで行ってすみませんです。。
数々の承の中でも独特の空気感を持った越庭 風姿さんのお話の続きをぜひ書きたいと思ってまして、書かせていただきました。

どうぞよろしく~。

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