去っていった友達 9 やなぎ ちや 2020年10月28日 21:02 十数年前ほどに、とても仲良しだった女友達がいました。彼女とは、ある自助グループ的なものの、文通版で知り合いました。彼女の母は、離婚後…まだ彼女が子どもの頃、机に一万円札を残し、ある日突然失踪してしまいました。行方が知れてからも、お金を無心しに来たり。彼女にとって、いまで言う毒親そのものでした。結局、彼女は父に引き取られ、父と継母と暮らしたそうです。この継母はよき人で、彼女を精一杯可愛がってくれたそうです。(しかし、この継母は、後に自殺を…。)自分は、主に父のことでなかなか悩ましい子ども時代を送っていたので、内容は違っても、自然に相通じるものがあり、何年も親しくしていました。しかし、何がきっかけだったのか、彼女は自分から去ってゆきました。はっきり、これだろうなという理由は解らなくて…。当時はやはり悲しかったですが、去る者追わずな考えのため、付き合いは自然消滅しました。友達関係も、やはり流動的なもので、自然に付き合わなくなったりも当然と感じるし、いまは悲しくはありません。いま願うのは、彼女の幸せのみ。同じように、子ども時代を安心して過ごせなかった身として、その苦しみや悲しみ…痛いくらい感じられたから、いまの暮らしの安寧を…と。織田さんのこちらの楽曲。やけに沁みる、そんな日でした。『CAFE BROKEN HEART』歌詞http://sp.utamap.com/showkasi.php?surl=k-170705-035 #人間関係 #ピアノ #友達 #弾き語り #女友達 #ピアノ弾き語り #織田哲郎 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート