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5手先

7年目の6月22日。
奇跡の日。

ひろしと出逢った奇跡の日。

その時は2分ぐらいしか
言葉を交わさなかった。

あ~~旅人か。と。
徳島で暮らしていると
四国八十八か所で
旅人が年中やってきては
去っていくのが
普通。

やから、その中の一人だった。

もし、ひろしと出逢ってなければ。
そして、お互いとりあえず
一緒に生きてみようと
思わなかったら。。。。

わたしもあんじも
今、この湘南にいないし
すみれに出逢えていないし
チーツリーもなくなってた。

人生って面白いと思う。

前の旦那さんと
我慢して夫婦続けていたら
出逢ったとしても
縁がなかった。

離婚したことを
少しは考えた。

別れない道も
あったのかと。

でも、別れる決意をして
行動して
本真に良かった。

だって、自分の命より
大事な人に出逢えた。

ひろしが
これしていい?
あれしていい??って
聞いてくる度に
答えることはただ一つ。

「私より先に逝かなければ
大体のことはオッケイ」

今日は
夕方から
箱根のいつもの湯元へ行って
外人ばっかりの
ご飯屋さんでご飯食べて
ちゃ~~っと帰って

美味しいナチュールワインを
飲みながら
ブログを書いている。

茅ケ崎に引っ越してきて
2年になろうとしてるけど
ここに来れて
ほんまによかったと思ってる。

お父さんとお母さんと
長男と離れてしまったのは
しんどいけど
日本なんてほんまに
近い。

難儀やな~~って
思う人もいるけど
飛行機でぴゅーんって
たったの一時間。

ブラジルとちゃう。
アフリカとちゃう。
日本国内。

どこでも近所。

隣に住んどる人でも
会わん人は
何年も見かけることもない。

親になって
考える。

子供は育ってくんや。
鳥のように
大きいなったら
自分の世界を見つける。

ジブリの
魔女の宅急便を
見ていつも思う。

さみしいけど。

そしたら、一緒に
おるんはパートナー。

ええな~ひろしみたいな
旦那さんで。

めっちゃ言われる。

でも、ほんまに
どんだけお金をつぎ込んでも
ひろしに出逢えない。

調子悪い時もおごらない。
調子がええ時もおごらない。

それが大事。って
ひろしはよく言うけど
わたしは
ひろしだけおってくれたら
それでいい。

子は巣立つ。

お金はあったほうがええ。
家もあったほうがええ。

でも、ひろしさえ
傍におってくれたら
お金も家も車も
なんも要らん。

ひろしとおるだけで
幸せやし
楽しい。


やから、絶対に
健康でおって欲しい。

わたしのひろしに望むことは
健康。
それだけ。

ひろしは
同じ世代の人より
健康にはとても敏感な
身体。
すぐに気が付く。

あ。やばいかも。

そういう時は
ちゃんとご飯を抜いたり
早く寝たりする。

そして、温泉。

わたしは
病院が好きじゃない。
若い時に
入退院繰り返して
医療処置もいっぱい経験した
からこそ
もうごめんなして。

熱が出る、
咳が出る、
肌がかゆい、
爛れる、ふきでもんでる。

外へ炎症ででるんは
もうどうしょうもない。
痛いとかかゆいとか
苦しいとか
そういうのを
味わうしかない。

でも、苦しいのは辛い。

この苦しみは
人生で何度も味わってる。

そして、今
ばりばり忙しい。
子育てに、家事に
仕事に、遊びに。

毎月、スケジュールパンパン。

誰かが寝込んだら
もう全部が狂う。

それが自分たちだけの被害なら
ええけど
いろんな関わってる人を
巻き込んでしまう。

これは、去年の
家族全員寝込む事件で
ひろしと
もうこうならないようにするって
肝に銘じて
反省して
行動にしてることが

「5手先を見据えて動く」

10がマックスだとしたら
5まで溜めない。

10過ぎたら
のたうち回るか、
薬剤で抑えるかしかない。

そして5過ぎたら
症状はまだ出てないけど
寝ても、食事減らしても
ストレッチしても
ダメな時がある。

そういう時は
どうにかスケジュールを
整理して
「温泉」

我が家の診療所は
温泉。

スーパー銭湯とか
天然温泉とか書いてる
施設じゃなくて
ほんまに温泉。

ほんまの塩素もなんも
入れてない
地球の恵みのお湯。

徳島で住んでる時は
なんぼ自然豊かでも
2時間以上かけて
山奥まで行かないと
なかったけど
神奈川へきて
徳島より都会の生活してるけど
天然の温泉が
車で一時間以内で行ける距離。
電車で一人ちゃらっと行って
帰ってこれる。

こんなええ場所ある?って。

田舎と違って
人が多い分
病院で診てもらおうと思っても
一日中しんどい状態で待つか
科にもよるけど
一か月待ちとか普通。

一か月待つん?これ?って。
もうええわ。って。

あ、なんかおかしい。。。
って
身体の中でむずむずするのが
ひろしもわたしも
自分自身で察知できるように
なってきて
こっちに住むようになってからは

「ちょっと温泉行ってくるわ。」

たぶん、世の中の人は
温泉は旅行とか特別なことだけど
我が家では
温泉は診療所。

ご飯を作る身としても
できるだけ
健康的に
そして旨いを
心がけてる。

旦那さんを愛しすぎてる
奥さんはきっと
そういうことなんだと思うな~。

わたしは
自分自身のケアは
とにかく脳を老わないように
日々気を使ってる。

山のおばあちゃんは
大正6年生まれ、98歳まで生きたけど
85歳ぐらいから認知で
それからずっと病院。

10年以上。。

祖母ちゃんは
山で育ったから
内臓が元気だったんやろう。

わたしは内臓は腐ってっていいけど
脳と、足腰だけは元気で
おりたい。

だから、
いっぱい食べない。
寝る間際まで食べたり
アルコール摂取はしない。
添加物は取らない。
甘いものも食べない。
極力自分で一から食事は作る。
グルテンもなるべく入れない。
お風呂も絶対にしっかり浸かる。
7時間以上寝る。

そして、他人に気を回さない。
他人に捕らわれない。
他人のことは気にしない。

自分と愛する人のことだけ
気にかける。

筋力を衰えないように
階段使うし、歩く
チャリ使う。

よく、
え~~自転車~って
言われるけど
移動時間に身体を動かせるって
ラッキーだと私は思う。

遠い、とかも。
歩けばええやん。
歩いたら運動になる、ラッキー。

車いすでも、杖でも
大きなコロコロや
ベビーカーでもない
元気な人なのに
電車でエレベーター
使ってる人とか
エスカレーター乗りたがる人
もったいな~~~って
思う。

せっかくの運動チャンスって。

筋肉だけは
整形できない、手術も無理。

毎日こつこつ今ある筋肉減らさんように
維持して
さらに脂肪をまた筋肉に
変えていく努力を
死ぬまでせんとあかん。

それを世の中の人は
わかってない。

脂肪ばっかでさ~~。

そんなことないよ~~
見えない~~細いじゃん。って

褒めあってる場合じゃない。

細いからどうした?
綺麗だからどうした?って

わたしはそこじゃない。

脳の海馬を収縮させず
筋肉を増やす。

70歳のおとんとおかんが
先週、神奈川に遊びに来て
どっちも2年前より元気だった。

おとんは
ええんか悪いんか
ガンになって、治療の過程で
禁酒して、運動して
めっちゃしゅっと体引き締まって
しかもびっくりしたんが
ちゃんと会話できる。

脳みそがクリア。
そんな感じがした。
これは、酒か?と。

毎日たらふく、寝るきわまで
飲んで
酔っぱらって気絶して寝てた。
朝起きたら記憶ない。
そんな日々を過ごしてた。

もしそのまんまやったら
認知症が早かっただろうと
思った。

おかんは
もう喋り倒して
帰っていった。

ボケて、そのぼけたんを
自分で拾って突っ込んで
笑って、喋って。。。

さんまさんと一緒。
よう喋る、よう笑うっていうのも
呆けん秘訣。

脳も筋肉も
いきなり鍛えん。

これも5手先じゃ。

子育て中に
仕事もいっぱいある中で
贅沢にも
ピアノを習って
ピラティスにも通ってる。

これは、わたしの投資で
家族に迷惑をかけない投資。

生命保険とか入院保険とか
そんな無駄に原輪うぐらいなら
脳と筋肉を肥やすのに
つぎ込む。

これがわたしの投資思想。

大好きな大好きな
ひろしと一緒に一日でも長くいたい。

いうて、あとどんぐらいよ?

わたし43.ひろし34。

60年は絶対ない。
50年はぎりぎり奇跡が起こ胃たら
いける。

あと50年。

あ~~~~。

おちづは幸せやな~
旦那のことそんな好きで。って。

そりゃそやわ。
2度目やもん。

坂東家家訓
「二の舞は踏むな」

一回目なんて成功するんが奇跡じゃ。

その話はまた今度。

ひろしには
長生きしてもらわんと。

自分で言うのもなんやけど
身体のことが好きすぎて
マッサージ師として最高に上手。

ひろしの一生の
専属マッサージ師として
死ぬまでやり抜こうと思う。

さ~~今日も
わたしより先に逝かれぬように
マッサージしよか~~~。

あと50回。奇跡の日を
祝えますように。。。


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