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この日本で「自分の身は自分で守る」ことの重要性を痛感している

まずはリンク先の動画をご覧ください。

上の動画が文字起こしされたものもリンクしておきます。

これは感染症の専門家、岩田健太郎氏の「個人的見解」の動画です。

事実であればですが、酷すぎる実態に言葉もありません。

読者の方には、私がSARS流行地に住んでいたことをご存知の方も多いと思います。

その経験から冷静かつ客観的に事態を把握し、必要以上に不安を掻き立てないよう、できるだけ楽観的に考えるようにもしてきました。

しかし、日本政府がこのような情報を隠蔽していたとなれば話は別です。

繰り返しこれが事実であればという前提で言えば、ダイヤモンド・プリンセスの件で日本政府がやっていることは、SARS流行時に情報を統制した中国政府と同じ情報統制と言われても仕方ありません。そのことに深い怒りを覚えます。

経験上、情報統制下にある土地では、驚くほど必要な情報が入ってきません。

日々感染のリスクに怯えている私たちにとって一番怖いのは、誤った情報に踊らされて誤った行動を取ることです。

それにより集団パニック状態に陥ったり、罪なき人を差別、弾劾する人が続出するのです。

そうなると、ますます事態が混乱して感染のリスクも上がります。それを香港、緊急帰国後の日本で身を持って痛感しました。

ネットやテレビの情報から察するに、発信者の岩田氏は、どちらかと言えば専門的見地から楽観的な見解をお持ちでした。

その岩田氏がこのような告発を動画で行うことは極めて異例であり、国の無策が露わになったも同然です。

今後は国が私たち国民を守ることは期待できないと感じてもいます。国家にとって、国民の安全より自国のメンツの方が大事なのはどの国も同じですが。

本来は、センセーショナルな内容の動画を拡散するべきではないと承知していますが、これは拡散すべきだと判断しました。それにより、国が良い方向に動くことを期待しています。

そのような事実を知った上で、専門家ですら目を背けたくなる実態があることを理解し、それぞれが「自分の身は自分で守る」行動を取るしかありません。慌てず騒がず、冷静に事態を見極めながら。

そして万が一の場合に真っ先に相談すべき機関の把握を1日も早く行うことも大事です。ぜひお住まいの地域の連絡先をスマホの連絡先に記録しておきましょう。

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