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保育園の食育、栄養士さんと一緒に大豆から豆乳をつくる

「グリーンフィールド上野毛保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
0歳児から5歳児までの45人の子どもたちと過ごしています。

「子どもに豆乳について教えたい」という保育士からの相談があったので、栄養士がクラスに入って子どもと一緒に豆乳を作ったことがありました。

大豆をお水にもどすところから

まず、乾燥した大豆を子どもたちに見せました。
とても硬いので食べられそうにありませんから、水にもどす必要があります。

いつも保育士がしているように、子どもたちに「硬い大豆をどうすればいいと思う?」と、質問形式で聞いてみると、
「焼く!」
「あっためる!」
「お水に入れる!」
と、次々と元気に自分の考えを発表してくれました。

乾燥した大豆は一晩水にもどすところからはじめます。
大豆は乾燥している時はまんまるな形で、水にもどすとお月様のような豆の形にもどります。

「大豆はお水にもどすと、大きさだけじゃなくて形も変わるんだよ。」

と、伝えると、子どもたちが大興奮。
大人にとっての当たり前が、子どもにはすごい発見なのだなと感心しました。

みんなで大豆を洗ってお水につけて、次の日まで待ちます。

豆乳作りの日

翌日、水にもどした大豆をフードプロセッサーにかけて、水と大豆を混ぜ合わせます。
フードプロセッサーが動くと音が大きいので、子どもたちはスイッチを押すのもおっかなびっくりです。

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砕いた大豆の汁をお鍋で温めます。
大豆を温めている間に、豆腐工場の様子を映像で子どもたちに見せ、

「これから飲む豆乳に、“にがり” というお薬を入れるとお豆腐になるんだよ。」

と、お豆腐についての説明をしました。

温めた大豆の汁を布で濾します。
濾された汁が豆乳、余った大豆の搾りカスは “おから” です。

できたてホカホカの豆乳、おいしいね

できあがった、ホカホカ作りたての豆乳をコップに注いでみんなでいただきました。

味の調整をしていない豆乳は、本来豆くさい香りがあるので飲みづらいはずなのですが、子どもたちは出来たてホカホカの豆乳をいぶかしむこともなく口にして、飲み干す子もたくさんいました。

しぼりたてホカホカのおからも、子どもたちは「おいしい!」と言ってパクパク食べていました(味付けもしていないものなので、あまり美味しくはないはずなのですが)。

作りたてなことと、自分で作った喜びと、みんなで食卓を囲む楽しさで、うんと美味しく感じたのでしょうね。

保育園での食育やクッキングの活動方法はまだまだ手探りですが、衛生に最大限配慮しながら、子どもたちが食べることをもっとたのしく感じられるように、いろいろ試行錯誤してゆきたいと考えています。


上野毛