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保育園での英語のレッスン

「グリーンフィールド上野毛保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
0歳児から5歳児までの45人の子どもたちと過ごしています。

グリーンフィールド上野毛保育園ではアメリカ出身の先生がいます。普段は通常の保育を行なっていますが、毎週木曜日に時間を作って、年少から年長の子どもたちに英語のレッスンをしてもらっています。
(火曜日にはグリーンバレー等々力保育園でもレッスンをしています。)

今月のレッスンのテーマは「Work(お仕事)」。
おまわりさんや消防士さんやお医者さんなど、子どもたちにとって身近なお仕事の内容を英語のフレーズを伝えています。

この日は「お医者さん」がテーマのレッスン。お医者さんのお仕事を子どもたちが体験できるように、園の看護師から本物の聴診器を借りて来て、子どもたちが自分で自分の心臓音を聞きました。
レッスン中は補助的に日本語を混ぜながら、子どもたちに英語で話しかけます。

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お医者さんの往診カバンを作る工作をしました。

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子どもたちが作った着せ替え人形。
着せ替えるたびに「Shoes」とか「Pants」とか英語で話しかけます。
生活の中から英語を学べるようにしています。

子どもたちは慣れて来たようで、簡単な指示なら聞き取りますし、「Thank you.」とか「You're welcome.」のような短い英語のフレーズを自然に使いこなします。
レッスン中にあまり興味がなさそうにしている子が、突然聞き取った英語のフレーズをきれいな発音で話し出すこともあって、子どもの柔軟性には驚かされます。

最近は保護者の方がお仕事で英語を使っていたり、子どもをつれた外国旅行や海外転勤も珍しくありませんし、日本以外のルーツがある子どもも珍しくありませんので、子どもたちは英語に触れることに大人以上に構えがないのかもしれません。

週1回のレッスンで英語が話せるようになるとは思いませんが、英語をみんなの前で話すことに慣れたり、英語や他の国の言葉を話す人にも恥ずかしがらずに接することができるようになればいいなと考えています。

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年長クラスになると、日時や天気を英語で言ったり、席に座ってアルファベットの書き取りをしたり、フォニックスのお歌を歌ったりと、小学校のお勉強のようなこともしていますが、子どもたちは飽きたり動き回ったりすることなく、むしろ年長クラスが一番英語のレッスンを楽しんでいます。
子どもの成長の中で学ぶことへの準備ができてきているのかもしれません。


上野毛


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